- 音質の良いヘッドセットが欲しい
- コスパの高いヘッドセットが欲しい
- ゼンハイザーPC38Xってどうなの?
先日EPOSのGSP600を購入しましたが、海外のショッピングサイト“DROP”でPC38Xと言うヘッドセットを見つけたのでこちらも購入しました。

ゼンハイザーPC38X

特徴
- GSP600と同じドライバーを採用
- 価格はGSP600の半額
- ヘッドホン部は開放型
- マイク性能はPC ONE同等
- DROPのみで販売
- ヘッドホン性能が最上位機種と同等
- マイク性能も良い
- イヤーパッド種類付属
- ケース付属
- 安っぽい
- DROPでしか購入できない
- 銃声や歩く音はGSP600の方が良い
ゼンハイザー PC38Xレビュー
- イヤーカップタイプ アラウンドイヤー
- ダイナミック 開放型
- ヘッドホン周波数特性10~30,000 Hz 28 Ω
- マイク周波数特性 単一指向性10~18,000

- ヘッドセット端子用ケーブル
- イヤホン・マイク独立用ケーブル
- ベロアイヤーパッド
- ファブリックイヤーパッド
- ケース

- 3.5mmx2 to 2.5mm
- 3.5mm4極 to 2.5mm

DROPとは?
アメリカのガジェット通販サイトですが、オリジナルの製品をメーカーに依頼して販売しているのですが、DROPオリジナルの市販されていない商品が沢山販売されています。
その中の1つが「PC38X」になります。

https://drop.com/?origin=%2Fhome
外観レビュー
付属ケース
巾着状の袋が付属していてケーブルも含めて全て入る様になっています。使う度に片付けたい私には良いケースです。

ヘッドセット本体
DROPの写真で見るとHD598と同等のデザインかな?と思っていましたが安っぽいです。
その代わり非常に軽く装着感も良好でした。
側圧は若干強めですが軽さとイヤーパッドの素材が良いので頭が痛くなる事はありません。

マイク部
デザインはゼンハイザーのヘッドセット共通のデザインです。このまま使うと唾でマイクが壊れる事があるので防風はつけたほうが良いです。自分の息の音も入らなくなります。

ヘッドホン側端子
左側ヘッドホン下部にはケーブル差し込み口があり2.5mmの専用設計のケーブルですが、GSP600と同じジャックです。

付属イヤーパッド
PC38Xは2種類のイヤーパッドが付いていて装着感や音質を変更できるのが特徴です。
ベロア調パッドと布地のパッドの2種類付属しています。
音質は劇的な左は少なく低音の響きが少し変わるかな?と言う程度です。
布地パッド

- Tシャツの様な素材
- 低音が若干多くなる
- 音の密度が上がる
ベロアパッド

- 起毛素材
- 音抜けが良い
- 低音が少なくなる
- 通気性が良くなる
HD598とイヤーパッドは共通
イヤーパッドは私の持っているHD598と同じ物が付けられるようになっているので、パッドの買い替え時も安心です。


付属ケーブル
ケーブルは布巻きで柔らかく取り回ししやすいです。
ヘッドセット用ケーブルはデュアルセンスやSwitchから繋げるように1.2mで短めのケーブル
マイクとヘッドホン独立のケーブルはデスクトップ用に2.5mの長めのケーブルです。
ヘッドホン側は奥まで奥まで入れる仕組みで引っ張って外れることは無さそう。

密閉型と開放型はどちらが良い?
密閉型はヘッドホンが密閉されているのでヘッドホンの音が漏れないメリットはあります。
ただ周りの音は聞こえなくなるので、家族と同居で声をかけられる環境の方は開放型がおすすめです。
FortniteなどのFPS・TPSをゴリゴリプレイしたい方は密閉型がおすすめで、足音や銃声が聞こえやすくなります。

開放型は外側に穴が空いていて音が漏れるが外の音も聞こえます。密閉型特有の圧迫感は無いので何時間つけていても違和感なく装着できるのも開放型のメリットになります。

音楽用なら密閉型と開放型は音場の違いなので好みなりますが、ゲームをプレイするなら足音や銃声の聞こえ方が良い密閉型です。
ただ家族から声をかけられても聴こえないので同居している人がいるなら開放型をおすすめします。
装着感
ヘッドホンとしても非常に軽いので装着時に邪魔に感じる重さではありません。イヤーパッドはオーバーイヤーなので耳がすっぽり入って長時間着けてても痛くなる事はありませんでした。
側圧は若干強めに感じますがイヤーパッドの素材と耳の入るイヤーパッドのおかげで痛くなることはありません。
ヘッドパッド部のスライダーも長いので耳に当たることはないですね。


音質レビュー
使用時の環境
普段使用している環境は
- デュアルセンス直挿し
- BEHRINGER XENYX 302USB

デュアルセンス+PC38X
GSP600をデュアルセンス直挿しだと音質的に不満でしたがPC38Xはどうでしょうか。

ヘッドホン音質
やはりデュアルセンスだとアンプの性能不足かスカスカした音に聞こえます。音の解像度が下がるせいかゲーム音楽の立体感が失われます。
マイク音質
マイク音質も少しざらついた音になりますがデュアルセンスのマイクに比べると良いと感じる様になります。
周りの音も入りにくくなるのでエアコンの音やコントローラーのボタン音も入りにくくなりました。
GSX300+PC38X
GSX300はPS5に挿すだけで認識されます。
同メーカーだけに音質は非常に良くホワイトノイズも全くありません。

ヘッドホン音質
PS5側はボリューム最大GSX300もボリュームは大きくしてヘッドセット側でボリュームを下げた方が音質的には良い。
デュアルセンスに比べて音質が数段上がりました。サラウンドじゃなくても音に立体感が出てきます。分離感も良くステレオ感が増して左右のヘッドホンの聞き分けがしやすくなりました。
ゲーム以外のYouTubeや映画の音楽もオーディオとして聴けるようになります。
マイク音質
デュアルセンス直挿しに比べて、少しざらつきがなくなったかな?と言う程度でした。もちろんデュアルセンスのマイクに比べればかなり良くなっています。
EPOS GSX300レビュー PS5で使えるオーディオインターフェース
ゼンハイザーPC38Xレビューのまとめ
ヘッドホン部もマイク部も音質的に不満はなく非常に良いヘッドセットでした。なぜPC38Xを一般販売しないのがわからないですが、買い方が特殊だとプレミアム感があって良いかもしれません。
デザイン面もゲーミング感が少なくて良いです。
GSP600とPC38Xはどちらがおすすめ?
どちらも音質的な不満は無いので決め手になるのはデザイン面と開放型かどうかになってきます。
それぞれの良い点と悪い点を挙げると
この点が比較対象になってきます。
【EPOS GSP600レビュー】 ヘッドホンの性能とマイクの性能は値段以上?
- ゲームに完全集中したい
- 周りがうるさい環境
- 小さいゲーム音も聞き取りたい
- 家族と同居していて声をかけられる
- 静かな環境
- 長時間装着する
安いヘッドセットも沢山ありますが、良いものを持っていると音質的にも満足できます。またゲーム用だけではなく音楽用にも使えます。
1つ持っていると普段のゲームライフが楽しくなりますよ!
ではまた!