今回はEPOSのヘッドセットを購入しようか検討しているのですがそれぞれのヘッドホンの違いが分かりにくい!
と言うわけで今回はEPOSヘッドセットの違いを纏めてみました。
ゼンハイザーは1945年にドイツで創業したメーカーで70年以上の歴史ある会社になります。
私はIE80と言うイヤホンを使い始め、その後もHD598は10年くらい使っていてん質面でも品質面でも信頼感のあるメーカーになります。
EPOS ゼンハイザーのヘッドセットは大きく2種類しかない
・有線のGSP300 301 302シリーズと無線のGSP370
沢山あるように見えますが基本スペックはほぼ一緒で、有線と無線の違いなので実際は2種類になります。
なおEPOSのHPに記載されているヘッドセットで市場ではディスコンになっている物は省きました。
では行ってみましょう!
密閉型最高峰 GSP600 601 602シリーズ
GSP600シリーズはEPOSの最上位ヘッドセットで、ヘッドホンの音質とマイクの音質に妥協しないヘッドセットになります。音質だけではなく装着性や操作性も良くなりEPOS史上最強のヘッドセットになります。
GSP600シリーズのスペック
GSP 600 | |
イヤーカップタイプ | アラウンドイヤー |
ヘッドフォン構造 | ダイナミック、密閉型 |
ヘッドホン周波数特性 | 10~30,000 Hz 28 Ω |
マイク周波数特性 | 10~18,000 Hz 単一指向性 -47 dBV/PA |
重さ | 395グラム |
GSP600シリーズの特徴
・耳をすっぽり覆うアラウンドイヤータイプ
・密閉型で遮音性が高く周りの音が聴こえない
・周波数特性が10〜30000Hzとハイレゾ領域まで再生
・ノイズキャンセルマイク搭載
・28Ωと再生機器を選ばない鳴らしやすさ
・マイクも単一指向性で声のみを拾いやすい
・GSP600の耳に当たる部分はファブリック生地
・GSP601 602はフェイクレザー
GSP600シリーズのクチコミ
・イヤーパットの耐久性に難あり
・間違いなく最強のヘッドセット
・アンプ無しでは値段程の価値は感じられないamazonより引用
音質面では非常に評価が高いですが、イヤーパッドの耐久性の不満が多い様です。
イヤーパッドは合皮なので汗に弱いので使った後はメンテナンスしないと多加水分解でボロボロになりますからね。ただ人気シリーズという事もあり、イヤーパッドが純正と非純正も購入しやすい所は良いですね!
夏場はエアコンを併用しながら使いましょう。
またヘッドホンの性能を活かす為にはオーディオインターフェースがあった方が良い様です。PS4やPS5のコントローラーは出力が弱い為ヘッドホンの良さを引き立たせる事はできないのでしょう。
PCで使うにしてもオーディオインターフェースを使った方が音質面で良くなります。
重量が395グラムあるのでヘッドホンとしては重めの部類になりますが、側圧が強めなので外れやすい事は無いでしょう。
開放型で圧迫感の無いGSP500
GSP500はスペック上GSP600とほぼ一緒になります。ただそこはゼンハイザーだけに全てが一緒ではありません。
開放型にしながらイヤーパッドもGSP500用の全体がファブリック生地に変更されています。
イヤーパッドを変えるだけで音質も変わります。
GSP500のスペック
GSP 500 | |
イヤーカップタイプ | アラウンドイヤー |
ヘッドフォン構造 | ダイナミック、開放型 |
ヘッドホン周波数特性 | 10~30,000 Hz 28 Ω |
マイク周波数特性 | 10~18,000 Hz 単一指向性 -47 dBV/PA |
重さ | 358グラム |
GSP500の特徴
・耳をすっぽり覆うアラウンドイヤータイプ
・開放型で音場が広く感じる
・周りの音を拾いやすい
・イヤーパッドの素材が布地
GSP500のクチコミ
・現状最強のヘッドセット
・ゲーム以外の用途にも!
・軽くて使いやすいていいモノです!Amazonより引用
音質面では開放型になるので低音が弱めで高音が出やすいヘッドホンになります。
開放型はゲーム音を外に漏らす欠点はありますが、家族の声など外の音が聞こえるメリットもあるので、環境によってGSP500かGSP600を選択するのが良いでしょう。
ワイヤレスで高音質 GSP670
以前はワイヤレスヘッドホンは遅延があるのでゲームには使えなかったですが、ローレイテンシー(低遅延)でこのヘッドホンは問題ない様です。ケーブルが無い事で自由に動けるのは本当に楽ですよね!
Bluetoothのデュアル接続も出来るので、ゲーム機とスマホを繋いでゲーム中にスマホで通話も出来る様です。
GSP670のスペック
GSP 670 | |
イヤーカップタイプ | アラウンドイヤー |
ヘッドフォン構造 | ダイナミック、密閉型 |
ヘッドホン周波数特性 | 10~23,000 Hz 音圧レベル 112 dB |
マイク周波数特性 | 10~7,300 Hz 指向性 双指向性 ECM 感度 -47 dBV/Pa |
重さ | 398グラム |
GSP670の特徴
・Bluetoothワイヤレスでケーブルがいらない
・ローレイテンシ(遅延が少ない)で16時間のバッテリー
・GSP600と同様の密閉型
・EPOS gaming suiteで7.1chサラウンド
GSP670のクチコミ
・マイクに関しては流石ゼンハイザーと言ったところ
・機能に時代遅れ感があるが、優等生なワイヤレスヘッドセット
・流石ゼンハイザーと言うべきか音はワイヤレスなのに結構良いと感じました。Amazonより引用
発売当初はBluetooth接続に不具合があった様ですが現在は改善されたみたいです。
”音質はGSP600と変わらない”とクチコミにありましたがヘッドホンの周波数特性はGSP600より劣ります。ただ20000Hz以上の音は人は聞こえないのでゲーム音源だと違いはないのかもしれません。
軽さと長時間バッテリー GSP300
GSP300シリーズは密閉型のヘッドホンで没入感を楽しめるヘッドホンです。遮音性が高いので小さな足音や遠くの銃声の場所まで聴き分けられる高音質サウンドを堪能できます。
この価格帯でノイズキャンセルマイクも付いているのはすごいです。
GSP300シリーズのスペック
GSP 300 | |
イヤーカップタイプ | アラウンドイヤー |
ヘッドフォン構造 | ダイナミック、密閉型 |
ヘッドホン周波数特性 | 15~26,000 H 19 Ω |
マイク周波数特性 | 10-24.000 Hz 指向性 -41 dBV/Pa |
重さ | 290グラム |
GSP300シリーズの特徴
・カラーが3色
・290グラムと軽量
・密閉型で遮音性が良い
・ノイズキャンセルマイク
GSP300シリーズのクチコミ
・FPS人生で一番最初にかったゲーミングヘッドセットがPC350でした。音質は若干の違いはあるものの、概ね変わりないと思いました。
・過度な期待をしなければ○
・ゼンハイザーヘッドセット不良品が多いAmazonより引用
クチコミを見るとひび割れの故障が多く出ている様なのでマイクの上げ下げやヘッドバンドの伸縮などに注意が必要です。
音質面ではマイナス意見が無くGSP300でも満足できる音質の様です。
軽さとワイヤレスの両立 GSP370
GSP300の軽さを持ちながら無線接続できるゲーミングヘッドセットです。遅延の少なさやバッテリーの持ちの良さは評価が高いようです。
7.1Chサラウンドの機能もあるのでFPS・TPSの様などの方向に敵がいるのか?を探るには最適なヘッドセットです。
Bluetooth接続ではないのでUSB-Aトングルを挿さないと使えません。
GSP370のスペック
GSP 370 | |
イヤーカップタイプ | アラウンドイヤー |
ヘッドフォン構造 | ダイナミック、密閉型 |
ヘッドホン周波数特性 | 周波数特性 20~20,000 Hz 音圧レベル 117 dB |
マイク周波数特性 | 周波数特性 100~6,300 Hz 指向性 単一指向性 感度 -41 dBV/Pa |
重さ | 285グラム |
GSP370の特徴
・1時間充電で最大100時間のバッテリー
・重量が285グラム
・ローレイテンシ(遅延が少ない)のwireless接続
・EPOS gaming suiteで7.1chサラウンド
GSP370のクチコミ
・軽量、バッテリーの持ち、音質全てハイレベル
・連続稼働100時間が快適
・音質についてはすごく高級なものはしらないけれど、良かったと思う。
・USBのエラーでつながらないAmazonより引用
GSP370もレビューは概ね好評ですが一部USBトングルが繋がらないと言う方もいました。
Bluetoothではなく無線接続の為か100時間もバッテリーが持つのはすごいですね。
GSP370はGSP300の無線バージョンだと思ったのですが、重量がGSP300よりも軽いです。なんで?
マイクの性能が極端に低いので相手に綺麗に聞こえるかが不安になります。
EPOS ゼンハイザー ゲーミングヘッドセット比較5選のまとめ
EPOSのHPを観てもそれぞれの違いが分かりにくく自分なりに纏めてみました。
色が違うだけで型番も違うのでちゃんと調べないと分からないですよね。
せっかく買うのだからGSP500か600を購入しようと計画しています。購入したらHD598と音質比較してみたいですね!
ではまた!