- ゲームを最高音質で楽しみたい
- ゲーム以外の音楽も楽しみたい
- 安いヘッドセットのマイク音質に不満
今回はEPOSから発売されているゲーミングヘッドセットGSP600のレビューします。
EPOSは”ゼンハイザー”と言うヘッドホン・マイク専門のメーカー発祥で、ゲーミング部門だけ独立した会社なので音質に期待は持てますね!
ヘッドホンとマイクが一体化したのがヘッドセットですから、得意ジャンルを合わせた製品の会社なんです!そんなEPOSのヘッドセットの音質が気になったので購入レビューして行きます。
ヘッドセットとしては高単価の物ですが、その価格に見合った性能がありました。
【EPOS GSP600レビュー】 ヘッドホンの性能とマイクの性能は値段以上?
EPOS GSP600
- ゼンハイザーの音質でゲームが楽しめる
- 単独並みの音質を持ったマイク
- 計算し尽くされたイヤーパッド
- ヘッドバンドの側圧調整ができる
- 側圧が変更出来る
- イヤーパッドが優秀
- FPSやTPSの定位は良い
- RPGなどの音質でも臨場感がある
- 音楽を聴いても遜色ないヘッドホン
- マイク性能にも妥協は無い
- 高い割にケースが付属していない
- ケーブルが専用で汎用品が無い
- デザインが奇抜
- マイクが剥き出しなのでスポンジが必要
- マイクボリュームの変更ができない
- アンプがないと性能が活かせない
EPOS GSP600のスペックと特徴
- 実測重量:約360g
- 周波数特性:10Hz~30kHz
- インピーダンス:28Ω
- 周波数特性:10Hz~18kHz
- 感度:-47dBV/PA
- 3.5mmヘッドセットジャックケーブル 3m
- マイクヘッドホン分離ケーブル 1.3m
- マニュアル
付属品はヘッドセット以外にケーブルが2本付属しています。布製でいいからしまう時の袋が付属してほしかったです。
ケーブルは布製で取り回ししやすく丸めても拡がることはありません。
付属ケーブルのヘッドホン側は2.5mm端子ですがケーブルが奥まっていて汎用ケーブルは使えません。ここはマイナスポイントですね。
ヘッドセット全体の外観
全体的に”ゲーミング感”があり大人が着けるにちょっと恥ずかしいデザインです。
ゲーミングヘッドセットは派手でゴテゴテしたデザインが多いので、出来ればゼンハイザーらしいmomentumの様な、大人なデザインにしてほしかったですね。
装着感は非常に優秀で重量の割に重さを感じにくく長時間つけていても重さを感じる事はありませんでした。
側圧は強めですが激しい動きをするゲーミング用途では、強めに装着してズレない様にする事は重要な要素です。
自然にマイクのオンオフやボリューム調整が出来る親切設計
は値上げ式のマイクで上に上げておくとマイクオフになります。
マイクの中ほどがシリコンになっていて前後の細かい位置調整ができる様になっています。
マイクの先は剥き出しなのでスポンジを着けた方が良さそうですね。
装着した右側にヘッドホンボリュームがありデザインにマッチしていて違和感がありません。
できればマイクボリュームも別に欲しかった。
長さだけではなく側圧も変更できるヘッドバンド
頭頂部にあるスライダーを動かすことでヘッドホンの側圧もコントロールできます。側圧を強くすると激しく動いてもずれにくくなりますが長時間着けていると頭が痛くなってきます。
頭頂部に特徴がありヘッドバンドの長さ調節意外に側圧の変更ができる様になっています。この機能はヘッドホンでも今まで見たことがない機能です。
私の頭だとヘッドバンドを一番長くした時で耳たぶが当たるくらいでした。側圧調整を緩くすると更に伸びるので側圧だけでなく、耳たぶに当たる事が無くなりました。
ヘッドセット史上最高のイヤーパッドの作りの良さ
イヤーパッドは簡単に取り外しできます。作りが独特でめちゃくちゃ考えられて作りになっています。
- 外側が合皮
- 耳に当たる部分はベロア
- 内側がスウェード
外側が合皮なのはヘッドホンの音を外に出さない為です。オーディオ用ヘッドホンも密閉型の物は皮素材が多く、外で使っても周りに聞こえない様に作られています。
内側がスウェードなのはヘッドホン内の音を響かせすぎない効果と、低音を強くさせ過ぎない効果があります。
細かいところまでちゃんと設計されていますね!
ネットの評価を見るとイヤーパッドの作りに不満がある様です。長期で使わないと分からないですが、合皮のイヤーパッドは水分に弱いので汗かきながらゲームプレイするとヘタるのは早いでしょう。
使った後は乾いた布で拭き取るなどメンテナンスすると長持ちします。
イヤーパッドは簡単に外れるのでメンテナンス性良好
交換用イヤーパッドも手に入りやすいです。
ネットの評価を見るとイヤーパッドの作りに不満がある様です。長期で使わないと分からないですが、合皮のイヤーパッドは水分に弱いので汗かきながらゲームプレイするとヘタるのは早いでしょう。
使った後は乾いた布で拭き取るなどメンテナンスすると長持ちします。
ゲームにも合うが音楽にも合う
ヘッドホンの音質評価
結論から言うとヘッドホンマイク音質共に最高に良かったです。銃声や足音は聞こえやすいですが、低音や高音を強調する事も無く綺麗に聞こえます。前後左右も聴き分けしやすく定位感も良いです。
この記事はMacにLotoo PawS1を付けてAmazon musicを聴きながら書いていますが、通常のヘッドホンと遜色なく音楽を聴いています。
密閉型ですが低音は強く出ることはありません。ただ若干ボワつきがありますね。
Billie EillishのBad Gayは冒頭の低音がボワついていますが、ボーカルは綺麗に聴こえています。
YOASOBIの夜に駆けるはボーカルもピアノも良い響きで聴いていて気持ちいです。
マイクの音質評価
子供含めて三人でFortniteをプレイしてPS4とPS5で録音して聴いてみました。こちらもマイク音質に不満は無くノイズ感も無く聴こえやすい音質でした。
ただGSP600を”何に接続するか”で音質の違いを感じました。前の記事で記載しましたが、PS5のデュアルセンスに装着しても音質は悪いです。
ヘッドホンの音質は解像感が無くノイズが酷かったです。ゲームをプレイする上ではそこまでマイナスにはならないですが、2万円以上するヘッドホンとは思えない音質になります。
マイク音質もデュアルセンスでは発揮できず安いヘッドセットと変わらない音質になりました。
【まとめ】EPOS GSP600 高価格ゲーミングヘッドセット高いなりの性能はあるのか?
EPOS GSP600
- ゼンハイザーの音質でゲームが楽しめる
- 単独並みの音質を持ったマイク
- 計算し尽くされたイヤーパッド
- ヘッドバンドの側圧調整ができる
- 側圧が変更出来る
- イヤーパッドが優秀
- FPSやTPSの定位は良い
- RPGなどの音質でも臨場感がある
- 音楽を聴いても遜色ないヘッドホン
- マイク性能にも妥協は無い
- 高い割にケースが付属していない
- ケーブルが専用で汎用品が無い
- デザインが奇抜
- マイクが剥き出しなのでスポンジが必要
- マイクボリュームの変更ができない
- アンプがないと性能が活かせない
【こんな人にオススメ!】
- ゲームを最高音質でプレイしたい
- 今までのヘッドセットのマイクに不満があった
- オーディオインターフェースを持っている
ゲームには勿論音楽にも合う価格に見合った性能のヘッドセットでした。