今回はオーディオメーカーのヘッドセットを紹介します。
スピーカーの老舗 JBLのゲーミングヘッドセットは音質と質感が良く、1万円未満でヘッドホンとマイクの音質も良いヘッドセットでした。
3.5mm端子だけでは無くUSBでPS5やNintendo Switchにも接続できるおすすめのヘッドセットです。
JBL QUANTUM 400
特徴
- ボイスフォーカスフリップマイク
- ゲームチャットダイヤル
- JBL Quantum ENGINEソフトウェア
- USB-CでPS5とSwitchに繋げられる
- マイク用の防風が付属している
- マイクのボリューム変更が出来る
- マイクオフ時に赤ランプが点灯
- ケースが付属していない
- ケーブルの取り回しが悪い
- イヤーパッドの取り外し方が記載ない
- PS5にUSB接続すると「JBL」ランプが点滅して邪魔
JBL QUANTUM 400 レビュー
- ドライバーサイズ:50mm
- ヘッドホンタイプ:オーバーイヤー
- 最大入力電力:30mW
- 感度:98db
- 再生周波数:20Hz – 20kHz
- インピーダンス:32Ω
- 重さ:274g
- ヘッドセット本体
- USB-C to Aケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- マイク用防風カバー
- 3.5mm to 3.5mm4極端子
- USB-C to Aケーブル
JBLQUANTUMシリーズ比較
QUANTUM800は無線接続が出来てノイズキャンセルもできますが価格が2万円を超えます。再生周波数も40kHzとハイレゾ領域も再生できるのは良いですが、それを活かすゲームはありません。
QUANTUM400は1万円を切るのでコスパが高いと感じ購入しました。
外観レビュー
JBLらしさは無いですがゲーミング感は少なくデザインも良いです。
側圧は若干強めですが柔らかくて装着感は良く、長時間装着しても痛くなる事はなかったです。
光沢感のあるプラスチックの為か安っぽさが有りますね。
イヤーパッドは柔らかくてつけ心地が良い
合皮ですが触った感じは非常に良く柔らかくてふわふわしています。装着感も良くて長時間着けても耳が痛くなることはなかったです。
合皮なので1〜2年でボロボロになると思いますが、JBLのサイトで購入できるので安心です。
イヤーパッドは引っ張るだけで取り外せます。ちょっと硬めなので慎重に取り外しましょう。
操作がしやすいボタン配置
左側の下側にUSB-C端子と3.5mmのイヤホンジャックがあります。3.5mm端子は差込口が少し凹んでいるので汎用品を使う際は注意が必要ですね。
後ろ側にはヘッドホンとマイクのバランスダイヤル、ボリュームダイヤル、マイクミュートボタンが並んでいます。
ヘッドパッド部
頭頂部に柔らかいスポンジが入っていて頭が痛くなる事もないです。上部はプラ素材ですがゲーミング感は無く「JBL」のロゴのみで良い。
PS5にUSB接続すると側面の「JBL」マークが点滅します。PCを使えば点灯方法や色の変更ができますが、PS5のみだと変更ができません。
小さいが音質の良いマイク
跳ね上げ式のマイクで上げ下げすると「カチッ」と音がしてマイクの音オフもできます。USB接続時のマイクはオフの時に根本が赤く光ってオンオフが見た目で判ります。
マイクは小さめのマイクですが音質は悪くありません。先端がフレキシブルに曲がるので息や唾を防げます。
防風が付属しているのは非常に良いです!
癖がつきやすいケーブル
ケーブルは両端が3.5mmで1.2mのケーブルが1本とUSB-C to Aで2.5mのケーブルが付属しています。
3.5mmのケーブルは細くて布巻きですが若干硬めで取り回しし難いです。
USBケーブルはさらに太くて取り回ししにくいケーブルでした。
音質レビュー
音質は流石のJBL。ゲーミングヘッドホンの1万円以下では最強に良い音でなります。またPS5でゲームをプレイした時はオーディオ用のヘッドホンに比べて3D感を感じられました。
箱出し直後の印象は、無音時の静寂感がオーディオ用のヘッドホンと一緒と感じました。密閉型なので周りの音をある程度遮断してくれますが、周囲の音とヘッドホン特有のノイズも少なくオーディオ用として十分な性能を発揮しています。
密閉型だと低域強めでドラムやベースの音が太く聴こえてきてロック系の音楽が心地よく聴こえてきます。
ボーカルは近くに聴こえてきます。女性ボーカルよりは男性ボーカルが得意で声の太さが出てきます。
高域は一歩後ろに隠れて聴こえにくくハイハットを叩いた時のキラキラ感は少ないです。
ここからはゲーム使用時の音質比較していきます。
QUANTUM 400は3.5mmヘッドセット端子とUSB端子の2種類楽しめるので、その2つを比較していきます。
デュアルセンス+QUANTUM400
低域から中域までの主張が強いですが高域部のザラつきを感じました。ゲームで低域や高域は使わないので問題はないです。
以前レビューしたPC38Xに比べてもヘッドホンの音質は劣らずゲームの音は違和感なく聞こえます。
密閉型なので全体的に音が近いですが、PS5のデモンズソウルをプレイするとTempest3Dの効果が高く、遠くの敵の武器の音や飛んでいるドラゴンの叫びが360度色々な方向から聞こえてきました。
シューティングゲームをプレイしても、小さな足音や銃声もしっかり聴こえてくるのでFortniteなどのTPSにも向いています。
デュアルセンスに直挿しでも十分良い音に聞こえます。
マイク音質は会話として問題ないですが、声にザラツキがあり良い音には聴こえません。デュアルセンスのマイクに比べれば良い程度の音質です。
ゼンハイザーPC38Xレビュー この価格以上の音質を体感できるゲーミングヘッドセットUSB接続+QUANTUM400
音質はかなり向上しデュアルセンスに比べて解像感と立体感が出てきました。
音の傾向はデュアルセンス直挿しと一緒で中低域中心の音質ですが、ヘッドホンから聞こえる音にザラつきが減り音質が1ランクアップした様に感じます。
デモンズソウルでは、剣と盾がぶつかり合う音に鋭さが増して、剣の鋭さを感じることができます。
Tempest3Dの遠近感もさらに臨場感を感じられてゲームへの没入感が増しています。
マイクの音質もザラつきが無くなり聴きやすくなります。声の音も綺麗に聴こえて違うマイクを使っているようです。Fortniteをプレイしても音に違和感はなく綺麗に聞こえました。
Nintendo SwitchにもUSB接続できる!
Nintendo Switchに3.5mmジャックで接続はできますがUSBケーブルでも接続できました!
Switchのゲーム音は良いとは言えませんが、3.5mm接続に比べて音が濃密になり立体感が出てきます。
switchは本体内でマイクボリュームの設定など音に関する設定がないので、ヘッドセットでマイクボリューム変更が出来るQUANTUM 400はおすすめです。
JBL QUANTUM 400レビュー PS5にUSB接続出来る高コスパのヘッドセットのまとめ
JBL QUANTUM 400
特徴
- ボイスフォーカスフリップマイク
- ゲームチャットダイヤル
- JBL Quantum ENGINEソフトウェア
- USB-CでPS5とSwitchに繋げられる
- マイク用の防風が付属している
- マイクのボリューム変更が出来る
- マイクオフ時に赤ランプが点灯
- ケースが付属していない
- ケーブルの取り回しが悪い
- イヤーパッドの取り外し方が記載ない
- PS5にUSB接続すると「JBL」ランプが点滅して邪魔
JBLと言うオーディオメーカーの老舗のヘッドセットなので以前から気になっていましたが、コスパの高いヘッドセットでした。
オーディオ用としては高域は若干弱いですが8,000円のヘッドホンとして十分な音質を感じられます。ゲーム用としても非常に良くて満足できるゲーミングヘッドセットです。
PS5にUSB接続するとTempest3Dの効果も得られるので臨場感という意味でもお勧めできます。
Nintendo Switchに接続した場合、通常のヘッドセットはマイクボリュームの変更ができませんが、QUANTUM 400ならマイクバランス調整で対応できるのでswitchにもおすすめできるヘッドセットです。