Moondrop Liebeslidレビュー 中高音が綺麗に響くインナーイヤーイヤホン

イヤホンをたくさん使っていると、低音が得意なイヤホンやボーカルが得意なイヤホンなど特徴が沢山あるので同じ音楽を聴いていても全く違う曲に聞こえたりします。

今回紹介するイヤホンはインナーイヤー型と言う最近では珍しい形状のイヤホンです。高域のキラキラ感を感じつつヘッドホンの様な空間表現を感じられるイヤホンでした。ただ音質は良いのですが欠点も多いイヤホンです。

Moondrop Liebeslid

高級感が半端ない

特徴

  • 真鍮削り出し、バニシ仕上げと電気メッキ技術を使用した筐体
  • 1T以上の磁束密度高性能ダイナミックドライバー
  • 日本限定モデル専用ケーブル
音質寒色
暖色
音場狭い
広い
高域弱い
強い
ボーカル遠い
近い
低域弱い
強い
装着感悪い
良い
おすすめ度
イマイチ
おすすめ
良いポイント
  • 真鍮削り出しのデザイン
  • 高域の立ち上がりが良い
  • 弦楽器の弾く音が綺麗

イマイチなポイント
  • リケーブル出来ない
  • 寝ながら聞けない
  • 音漏れが酷い

こちらの記事ではMoonDrop KXXSをレビューしました。

Moondrop KXXSレビュー 高級感のあるデザインと中高域の音質の良さが際立つイヤホン

MoonDropのイヤホンをチェック!

Moondrop Liebeslid レビュー

ドライバー構成とスペック
  • 再生周波数帯域:8~40,000Hz
  • ハウジング:真鍮削り出し
  • ドライバー:φ 13.5 mm ダイナミック
  • ケーブル:厚さ8μm銀メッキ4N OFC

ケース小さすぎ
付属品
  • イヤパットカバーx4
  • シャツクリップ
  • 革ポーチ
  • 保証書

アクセサリ用とイヤホン用でケースが2つ
ケーブルと接続端子
  • 3.5mmイヤホン端子
統一感のあるデザイン

MoonDropのイヤホンをチェック!

外観レビュー

本体のデザインは非常に良く安っぽさはありません。真鍮削り出しで「バニシ仕上げ」と「電気メッキ技術」で高級感を出しています。

側面上にポートがあり音場の広さを出しています。

外側の上下に穴が空いています

ケーブルは細めの銀メッキOFCを使用。取り回しは良いのですが細いですがゴムの様な肌触りで引っかかりやすいです。

プラグ部と分岐部もLiebesliidらしい光沢感があります。

細くて取り回しは良い

付属品

イヤピはスポンジ状の物が4セット付属しています。インナーイヤーの場合は耳が痒くなるので使わないのですが、音質の変化と装着感が変わってきます。

ケースは簡易的な物ですがイヤホンが傷付きやすい筐体なので必須でしょう。ただ小さめのケースが2つついていました。

二個つけるなら大きめの1つにしてほしい
4つ以上のスポンジが入ってない?

MoonDropのイヤホンをチェック!

装着感

このイヤホンを購入する時に1番重要な所です。

ゴム製のイヤーピースのイヤホンと違い耳に乗せるだけのイヤホンなので、耳に収まらない方もいるかもしれないです。

AppleのAirPods(PROじゃない方)も乗せるだけなのでAirPodsがダメな人はお勧めしません。

耳に乗せているだけなので首を振ると動いて落ちやすいです。イヤーピース装着の場合は滑らなくなり動いても落ちる事は無さそうです。

イヤホン本体は小さいですが重さがあるので長時間装着していると耳が痛くなってくるのできました。 エージングも兼ねて映画視聴に使いましたが 3時間が限界でした。

横になったり寝ながら装着すると落ちるので気軽に聴けるイヤホンではないです。

替えのイヤーパッドは汎用品で販売されています。

音質レビュー

使用時の環境

  • Sony NW-WM1A
  • Lotoo Paw S1
  • IbassoDX300

装着感はAirPodsに近いですが真鍮のため重さが有ります。横になって聞いていると重さでイヤホンが落ちるので、まっすぐ座って聴かないとイヤホンがずれて音もスカスカになります。

音場の広さと高域のキラキラ感が良い

10時間ほどエージングをしてからDAPで試聴しました。

Sony NW-WM1Aは相性が良くないのかキラキラ感が出ていない印象。

音場の広さは良く出ていてイヤホンじゃ無いような聞こえ方をします。

Ibasso DX300とLotoo Paw S1では解像感の高さとLiebesliidのキラキラ感がマッチして高音域の綺麗さが目立ちます。

エレキもアコギもギターの響きがたまらない

高域のキラキラ感も良いのですがギターの弦の響きが最高に楽しめるイヤホンです。

斉藤和義の「ずっと好きだったんだぜ」を聴くと少し離れた位置でギターの音が聞こえるのですが、弦を弾く1音1音がしっかり主張してきます。

高域

イヤホンでは感じられないキラキラ感が楽しめます。刺さらない解像感が心地良い。ハイハットの叩く音と残響が気持ちよく聴こえてきます。

ボーカル

女性男性ともに近くに聴こえてきます。特に女性ボーカルの息遣いは本人が近くで歌っているようです。

低域

少し弱めでベースやバスドラムの太さは表現できません。ただ少ないながらもしっかり聴こえてきます。耳とイヤホンの距離が少し開くとスカスカした低音になります。イヤーピースを装着すると耳の中でずれる事もなくなり低音の聴こえ方が安定したので低音を聴きたい場合はイヤーピースが必須でしょう。

音場

カナル型イヤホンに比べてかなり広く聴こえます。ここはインナーイヤー型の特徴でしょう。

解像感

中高域の改造感が高く聞いていて気持ち良いです。ギターの弦の擦れる音が非常にリアルでヘッドホンでしか感じた事のない、乾いたギターの音が楽しめるイヤホンです。

音漏れは開放型ヘッドホン並み

家族がいる近くで視聴していましたが子供が曲名を言えるくらいに聴こえていました。

MoonDropのイヤホンをチェック!

Moondrop Liebesliidレビュー 中高音が綺麗に響くインナーイヤーイヤホンのまとめ

Moondrop Liebesliid

高級感が半端ない

特徴

  • 真鍮削り出し、バニシ仕上げと電気メッキ技術を使用した筐体
  • 1T以上の磁束密度高性能ダイナミックドライバー
  • 日本限定モデル専用ケーブル
音質寒色
暖色
音場狭い
広い
高域弱い
強い
ボーカル遠い
近い
低域弱い
強い
装着感悪い
良い
おすすめ度
イマイチ
おすすめ
良いポイント
  • 真鍮削り出しのデザイン
  • 高域の立ち上がりが良い
  • 弦楽器の弾く音が綺麗

イマイチなポイント
  • リケーブル出来ない
  • 寝ながら聞けない
  • 音漏れが酷い

Moondrop Liebesliidのおすすめの方

  • 室内で使えるイヤホンが欲しい
  • 中高域の綺麗さを楽しみたい
  • ギターの響きを感じたい
  • 低音は強くないほうが良い

Moondrop Liebesliidはカナル型のイヤホンでは味わえない音場を楽しめるイヤホンでした。

横になると音質が変わったり音漏れが酷いなどマイナス面が多いイヤホンですが。中高域の音質と音場を求めるならお勧めできるイヤホンです。

ではまた!

MoonDropのイヤホンをチェック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です