音楽特化のBluetoothレシーバー比較!おすすめの高音質レシーバー2020年モデル

今回は紹介するのはBluetoothレシーバーです。
ただBluetoothレシーバーって沢山ありますよね。そのBluetoothレシーバーでも高音質なオーディオに特化したレシーバーを比較していきます。

 

Bluetoothレシーバーとは?

発信する側はサーバー(スマホやオーディオプレーヤー)でそれを受信するのがレシーバーです。スマホの音を無線で飛ばして手持ちのイヤホンやカーオーディオで使うためのアダプターです。


私が持っているBluetoothの送信機
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/creativebt-w3/ target=] スマホは音楽をBluetoothで飛ばせますが受信する側はBluetoothイヤホンですよね?

あの小さいイヤホンの中にイヤホンのドライバーユニットとバッテリーとBluetoothの受信ユニットが入っているんですよ。それでいい音を出すのは大変です。

そこでBluetoothレシーバーを使い、手持のイヤホンを挿せば高音質を無線で楽しめます

FiioのHPより引用

 

Bluetoothレシーバーの比較ポイント

・コーデック
・バッテリーの持ち
・Bluetoothバージョン
・音楽以外の機能
DACのチップによる音質

コーデックによって音質の良し悪しがありますが、コーデックによって遅延があります。

 

コーデックの遅延って?
Bluetoothはスマホから音声を送信する場合は
(大雑把に)
①スマホ内の音声をBluetooth用の音声に変換

②Bluetoothの音声を受信機に送信
③受信機で受けた音声をアナログに変換
④音が出る

と言う工程で音が出るので音が遅れるのは当然ですよね。
音楽を聴くには問題ないですがYoutubeやゲームの場合は?映像と音声のズレが発生します。

 

FREEWAYのHPより引用


こちらではAPTXの完全ワイヤレスイヤホンのレビューをしています。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/evatw02/ target=]

Bluetoothコーデックの種類

Bluetoothの送信方式には数種類あり年々進化しています。Bluetoothの規格が出来た頃は「音質」に拘る機器ではなかった為ヘッドセットに比べれば良い程度の音質でした。
スマートフォンの普及やポータブルオーディオの流行で音質にこだわった機器も増えてきました。
ちなみにテレビの音質はAACです。

 

音質 遅延
SBC × ×
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC

高音質で聴く:AptXかLDAC
遅延が無い:APTXLL

音楽を聴くためだけであればAptxやLDACでも楽しめますがゲームやYouTubeなど動画と音が同時に聴くためにはAPTXLLが必須だと思って下さい。

ゲームやYouTubeを楽しむならAptXLLが必須!!

Bluetoothのバージョン

Bluetoothは数年おきに更新されていて2010年11月現在はVer5.1です。バージョン毎に細かく機能があるのですが4.1以上、理想はVer5以上の物を選んでください。Ver5になると途切れにくくなります。

Bluetoothのバージョンは5以上を選ぶ

音楽以外の用途で選ぶ

音楽以外の機能は通話とUSBDAC機能です。
通話をする場合Bluetoothレシーバー側に「HFP」と「AVRCP」プロファイルが必要です。

・HSP:通話用の機能
・AVRCP:リモコンの機能

この機能が付いていればスマホで音楽を聴いている時に電話が来てもそのまま通話できます。逆に無いものは通話が出来ないため着信時に携帯を取り出して通話するようになります。

USBDACとは?


USBケーブルを介してデジタ信号をアナログ信号に変換する機器です。イヤホン端子の無いスマホに繋げて音楽を優先リモコンで聴いたり、PCと繋げて再生する音声をより良く聴けるようになります。

iPhoneにはイヤホン端子が無くなりLightningケーブルからイヤホン端子の変換アダプタが必要ですが、それがUSBDACですそのDACによって音質が変わります。

Bluetoothレシーバーのスペック一覧

こちらは今回記載したBluetoothレシーバーの機能一覧です。オーディオ機器はスペックで決まらないガジェットですが参考までにどうぞ。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/fiiobtr5/ target=]

メーカー Fiio Fiio RADSONE audio-technica SHANLING Qudelix
型番 BTR3K BTR5 ES100 AT-PHA55BT UP4 5K
Bluetooth 5.0 5.0 4.2 4.2 5 5
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 10時間 9時間 14時間 8時間 15時間 20時間
サイズ 25.4 x50.8×12.7 60 x36x13.5 52.7 x26.4×15.4
重さ 23.5g 43.7g 24g 28g 37g 26g
バランス
チップ AK4377X2 ES9218PX2 AK4375A X2 ES9118 ES9028 ES9218P x2
USBDAC

 

おすすめBluetoothレシーバー6選

ここからは私が厳選したBluetoothレシーバーを紹介します。もちろんここに記載した以外の製品もありますが、使い勝手の良い製品のみを記載しました。

Fiio BTR3K

メーカー Fiio
型番 BTR3K
Bluetooth 5.0
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 10時間
サイズ
重さ 23.5g
バランス
チップ AK4377X2
USBDAC


Fiio BTR3Kの特徴
旭化成エレクトロニクス製DAC+アンプ統合型チップ「AK4377A」を左右独立構成で2基搭載。
・2.5mmバランス出力を搭載
・独立した2基の水晶発振器を搭載
・16bit/48kHzまでのPCM再生が可能なUSB DAC機能
・1.5時間の充電で11時間
・マイクを内蔵し、BTR3K経由でクリアな通話が可能

Fiio BTR5

FiioのHPより引用

メーカー Fiio
型番 BTR5
Bluetooth 5.0
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 9時間
サイズ
重さ 43.7g
バランス
チップ ES9218PX2
USBDAC

FiioのHPより引用

Fiio BTR5の特徴
・ESS Technology製DAC+アンプ統合型チップ「ES9218P」を2基、左右独立構成で搭載
・FPGA搭載で正確無比な音声信号処理と高精度なクロックマネージメントを実現
・独立した2基の水晶発振器を搭載
・2.5mmバランス出力を搭載
・BluetoothレシーバーにQualcomm製「CSR8675」を採用
・XMOS製USBコントローラーICを搭載し、32bit/384kHzまでのPCMとDSD256までのDSDネイティブ再生を可能
・本体に有機ELを搭載
・1.5時間の充電で9時間の連続再生が可能

RADSONE Earstudio(ES100)

FREEWEYのHPより引用

メーカー RADSONE
型番 ES100
Bluetooth 4.2
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 14時間
サイズ 25.4 x50.8×12.7
重さ 24g
バランス
チップ AK4375A X2
USBDAC

FREEWEYのHPより引用

・Qualcomm aptX HDコーデックサポートで24bitに対応
・特許技術であるDCTにより16ビットを24ビットのサウンドが再生することが可能
・デジタル音源のノイズをDCTにより、より自然なカーブに
・フルバランス2.5mmジャックに対応
・DACを2つ内蔵する事で、各イヤフォンジャックを通じて以下の様な4つの出力モードを選択する事が可能

 

イヤフォンジャック 接続形態 電流値 最大電圧
3.5mm通常モード シングルエンド 通常値 3.2V
3.5mmハイパフォーマンスモード 2倍モード
2.5mm通常モード ディファレンシャル
2.5mm高電圧モード 6.4V

 

audio-technica AT-PHA55BT

メーカー audio-technica
型番 AT-PHA55BT
Bluetooth 4.2
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 8時間
サイズ
重さ 28g
バランス
チップ ES9118
USBDAC


audio-technicaAT-PHA55BTの特徴

・DAC、アンプ部にはESS社製ES9118を実装
・ボディにはアルミニウムハウジングを採用
・50mW+50mW 高出カヘッドホンアンプ
・出力抵抗値モード切り替えスイッチ

SHANLING UP4

メーカー SHANLING
型番 UP4
Bluetooth 5
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 15時間
サイズ 60 x36x13.5
重さ 37g
バランス
チップ ES9028
USBDAC

※メーカーのHPにHFPとAVRCPの記載はありませんが、Knowles SiSonicマイク採用と記載がある為恐らく付いています。

・アルミニウム製のフレームに曲面ガラスパネルを採用
・LEDインジケーターで使用されているBluetoothコーデックを表示
・2つのSabre ES9218P DACチップを使用し高い解像度を実現
・2.5mmバランス出力ジャックを採用
・2つのゲインと4つのデジタルフィルター設定
・Dual DACモードで3.5mmシングルエンドでもES9218Pをデュアル駆動
・ノイズキャンセル機能により通話時のノイズを低減

Qudelix 5K

Amazonより引用

メーカー Qudelix
型番 5K
Bluetooth 5
SBC
AAC
APTX
APTXLL
APTXHD
LDAC
A2DP
HFP
AVRCP
再生時間 20時間
サイズ 52.7 x26.4×15.4
重さ 26g
バランス
チップ ES9218P x2
USBDAC

Amazonより引用

Qudelix 5Kの特徴
・アンチスクラッチUVコーティング付きのプラスチックボディ

・埋め込み倍精度浮動イコライザー付き Bluetooth USB DAC 96KHz/24ビット
・超高精度MEMSオーディオクロック

・aptXアダプティブ対応

高音質のポータブルBluetoothレシーバーまとめ

今回紹介するのは以上の6点です。Bluetoothレシーバーで検索すると無数に検索されますが音質特化で調べると選択肢は少なくなってきますね。

BluetoothレシーバーでもデュアルDAC搭載機種も多く音質も良くケーブルと遜色ない音質を聴かせてくれます。

ただBluetooth4.2のモデルは通勤の混雑時は途切れる可能性が考えられます。そういった意味でBluetoothは5.0以上のモデルで選んだ方が良いですね。

今回記載した以外にも沢山種類はあるので良い製品が見つかったら記載していきます。
私は今回記載した中から購入予定なので使用後にレビューしていきます。

ではまた!

今回紹介したBluetoothレシーバー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です