今回レビューするイヤホンはfinalの完全ワイヤレスイヤホンFI-EVATW02の紹介です。
finalは完全ワイヤレスイヤホンを数種類発売していますが今回はエヴァンゲリオンのコラボイヤホンです。
finalはこういったコラボイヤホンを作る際もデザインだけではなく音質も専用に作るので音質面も気になりますよね。
電源を入れた際も「伊吹マヤ」の声を採用するなどもちろんエヴァを好きな方向けの機能も搭載しています。
・デザインだけではなく音質良い
・FINALがこのイヤホン専用に作った音質
・EVAファンにも納得のデザインと機能
finalはどんな会社?
S’NEXT(エスネクスト)は、ハイエンドオーディオ用のイヤホンやヘッドホンの要素技術開発・商品企画・デザイン・設計、製造・販売までの全てを行う会社です。自社ブランドfinalに加えて、他社ブランド向け製品に関しても企画、開発から販売までの全てを行っています。
設立は2007年。米国の大手コネクターメーカーMolexの子会社として生まれ、2014年に現経営陣がMBOによって独立。今は第2の創業と言える時期です。
自社ブランドである「final」は、2009年にイヤホンを発売して以来、音質の良さと、他の家電大手とは異なるデザインへの考え方が評価され、独自の立ち位置を日本、海外ともに確立しつつあります。
特に欧州では、ハイエンドオーディオショップだけでなく、高級百貨店やパリのコレットを初めとする有名ライフスタイルショップでも取り扱われており、毎年着実に売上を伸ばしています。finalのHPより引用
イヤホン・ヘッドフォン専業メーカーで世界展開してる会社なんですね!
FI-EVATW02のスペック
FI-EVATW02の付属品
充電ケース5サイズ、USB タイプC充電用ケーブル
▽イヤーピースは5種類で完全ワイヤレス専用です。
finalのHPより引用
FI-EVATW02イヤホンの外観
▽ケースは横に広いですが薄いので邪魔にはならないです。
▽開けるとこんな感じ。マグネットではめるようになっているので置くだけで「カチッ」とはまります。
▽蓋を開けた時は安定感がありません。
▽イヤホン自体は縦に大きく見えますが耳の収まりは良いです。黄色い部分がボタンになっています。名前はMBFボタン
▽裏側には充電の接点とLRの表記
▽収納ケースの充電はType-C
FI-EVATW02ペアリング方法
▽初回のペアリングはケースからイヤホンを取り出すと自動的にペアリング状態になります。赤と白で高速点滅します。
2回目以降は右か左のMBFボタンを2回押すとペアリングモードになります。ペアリングの動作は左右どちらでも大丈夫。
▽スマホの「Bluetooth」の項目をタップ
▽スキャンをタップ スマホによっては自動で検索してくれます。
▽イヤホンの左右両方が検索されました。どちらでも大丈夫です。
▽ペアリングが終わると『シンクロ完了しました』と伊吹マヤに言われます。
複数の機器にBluetoothを登録する時は一度接続を切ってから再接続してください。スマホ側(プレイヤー側)のBluetoothをオフにすればすぐ接続できます。
FI-EVATW02の音声ガイダンス
イヤホンの電源をONにした時 | システム起動します |
イヤホンの電源をOFFにした時 | システム終了します |
ペアリングモードにした時 | シンクロ開始します |
ペアリングが成功した時 | シンクロ完了しました |
ペアリングが完了し使用可能状態になった時 | 接続されました |
ペアリングが解除された時 | 解除されました |
FI-EVATW02の操作方法
イヤホンの電源をONにする | イヤホンの充電ケースから取り出す |
電源OFFの状態でMFBボタンを押す | |
イヤホンの電源をOFFにする | MFBボタンを約3秒2種類の電子音が 鳴るまで押し続ける |
充電ケースに収納する |
MBFボタン操作
L(左側) | R(右側) | ||
音楽 | 再生 | 1回押す | |
一時停止 | 1回押す | ||
次の曲 | 電子音が1回鳴るまで 長押しして離す |
||
前の曲 | 電子音が1回鳴るまで 長押しして離す |
||
音量を上げる | 2回押す | ||
音量を下げる | 2回押す | ||
着信 | 着信受話 | 1回押す | |
受話終了 | 1回押す、または充電ケースに入れる | ||
着信拒否 | 2回押す | ||
Siri/google アシスタント |
音楽停止時に2回押す。接続機器によっては機能しない。 |
ボタン押しは耳にイヤホンを押し込む行為なので結構面倒ですね。特に長押しは不快感がありあます。操作はスマホやDAP側の方が快適です。
FI-EVATW02の音質
高音
若干控え気味だが響は綺麗に聴こえる。
ギターの高音はしっかり聴こえるがハイハットはちょっと遠く聴こえる。
中音
男性ボーカルは際立って聞こえる。
女性ボーカルも近くで綺麗に聴こえます。
低音
若干強めに出るが響きすぎない。
ベースがしっかり聴こえてくる。
無音状態の時に若干のホワイトノイズを感じます。何か音楽がかかっていると全く気にはなりません。
クラシックやボーカルのみの音楽が気になるかも。
FI-EVATW02をBT-W3経由でPS4に繋げてゲームをプレイ
タイムラグの分かりやすそうなDivision2をプレイしました。
AptXは若干タイムラグがありますがゲームにならないほどのラグは無いです。サブマシンガン1発から2発分遅れます。
格闘ゲームは音と動きが直結しますが、FPSやTPSは少し遅れてもゲームは問題なかったです。その他のゲームも全く気になることは無かったです。
YouTubeのミュージックビデオを試聴しましたが気にならなかったですね。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/creativebt-w3/ target=]
・若干ホワイトノイズがある。
・空いている時のケースに安定感が無い。
・ボタンが大きいので装着時に間違って押して誤動作する時がある。
FI-EVATW02のまとめ
私が今まで聴いてきたTWSイヤホンは音質面だけで見ると価格の割に音質が悪い印象がありました。
FI-EVATW02は finalが作っただけあって音質面で満足のいくイヤホンだと思います。
ただ価格面で言うと19,800円はノイズキャンセル機能や外音取り込み機能がが付くイヤホンの価格帯に近いのでそういった機能を重視すると物足りないと感じました。
またSONYやBOSEは専用アプリでチューニングできますがこのイヤホンはそういった機能はありません。
機能面を重視せず音質中心で考える方にはおすすめできると感じました。