ダイナミックドライバーで聴き疲れしないイヤホンTINHiFi C3レビュー

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

最安クラスの中華イヤホンならTinHiFiのC3でいいかも。年々ハズレが少なくなっている中華イヤホン。そんな中華イヤホンないでも円安に負けず安価なイヤホンを続けているTinHiFi。 今回紹介するC3は癖が少なくどんな音楽もそつなく聴かせてくれる良いイヤホンだった。

TINHiFi C3レビュー

イヤホンの特徴

AmazonのTinHiFiのページを見るとたくさんの特徴が書いてあるけど、その特徴が初心者にはわかりにくかった‥なので要約すると

  • ドライバー構造が良いので周波数ごとの音がしっかり再現されている
  • 3Dプリントされた本体で装着感が良い
  • 装着感の良さから外音遮断性が良い
  • カーボンテクスチャのデザイン
  • 高音質とデザインを兼ね備えたケーブル
  • 0.78mm2Pinリケーブル可能

この6点が特徴のようだ。

TINHiFi C3のスペック

ドライバー10mm
インポーダンス30Ω
ダイナミックレンジ10-20,000Hz
感度99dB
端子部0.78mm2Pin
重さ4.3g(片耳)
ケーブル長120cm
ケーブル素材4コア270C銀メッキケーブル
ケーブル側端子3.5mm/4.4mm

付属品

付属品は最低限のものだけどイヤーピースが豊富についている。

  • イヤホン本体
  • 120cmケーブル
  • イヤーピースS・M・L各2セット
  • マニュアル類

外観

イヤホン本体は樹脂製だけど安っぽさはない。

横から見るとカスタムイヤホンみたいな凹凸がある。このデザインのおかげで装着感が良いのだろう。

接続端子は2Pinでリケーブル可能。リケーブルした音質も試したいが今回は付属ケーブルで音質を検証している。

ノズル部には耳垢が入らないように金属メッシュがついている。安いのにちゃんとした作りだ。

装着する後ろ側には穴が空いている。ダイナミックドライバーの籠りをなくすための穴かな?穴はあるけど音漏れはしてない。

銀メッキ4芯ケーブルは細くて取り回しも良い。丸めても広がることは無いので100均の小さなポーチでも収めやすいだろう。

3.5mm端子もケーブルスリーブもデザインが統一されていて満足感がある。

0.78mmの2Pinもデザインが統一されていている。左右も色分けとLRの記載があって着けやすかった。

装着感

装着感は悪い点を挙げることはできない。本体が軽いし耳の形に合う形状から長時間着けていても全く疲れない。

ケーブルの耳に沿う部分も耳の形に合わせてあるので装着も簡単だ。

TINHiFi C3の音質と合うサウンド

音全体はハーマンカーブっぽい聴きやすさ重視の音を奏でてくれる。中域の解像度は高く声は聞きやすい印象。低域は出ているけど主張が少なくズンズンくるほどの低域じゃない。低域が強いと意識が低域に意識がいってボーカルが聴きづらくなることもあるがC3は問題ない。高域は綺麗とまではいかないがハイハットの音もしっかり響いている。音場は広さはないけど奥にも横にも程よく離れている。

男性ボーカルは締まった音を出しているけど女性ボーカルはきらきら感は少ないかな。YOASOBIやずっと真夜中でいいのになど響きが綺麗なボーカルの良さを引き出せていない。女性ボーカルを重視するなら1万円以上のイヤホンを選ばなきゃならないかな

音楽との相性

全体的のあっさり目の印象なのでながら聴きには最適に感じた。低域から高域までしっかり鳴らしているけど迫力感は少ない。前回紹介したRoseTechnics QuietSeaに比べると押しの強さは無いので迫力や強さは物足りなく感じる。奥にも横にも少し広めの聞こえるのでボーカル中心に聴くバンド演奏の相性は良い。

ボーカルが近く感じて男性ボーカルを聴くにはよかった。女性ボーカルの煌びやかさは少なく感じる。

ただベースやバスドラムの低域の響きは弱く迫力には欠ける。

ゲームの相性

biohazard re4とSekiroをプレイ。激しい音の迫力は物足りなく感じた。FortniteやApexのシューティングゲームだと足音や銃声が聴き分けられて良かった。

Youtubeなどの動画の相性

動画再生は中域の声中心なので聴きやすかった。あっさりした音が動画視聴には合う。耳にハマる装着感が周りの音を遮断してくれるので動画に集中できた。

映画は迫力のある音は再現されないので落ち着いた映画は良いがアクション物は迫力に欠ける印象だった。

TINHiFi C3のまとめ

とりあえず万能な1本が欲しい方には勧められる。同価格帯の国内メーカーに比べると良い点は多い。私は装着感の良さからYouTubeの使用頻度は高く、ながら聴きに適している。

楽器1音1音をしっかり聴きたいという方には向かないイヤホンかな。

  • 5,000円代でリケーブル可能
  • 違和感ない装着感
  • あっさりした音質
  • 苦手な音楽やジャンルは無いけど、得意な音楽もない
  • 取り回しの良いケーブル
音場:狭い 狭い
解像度:低 高い
高域:弱
中域:弱
低域:弱
装着感:悪
おすすめできる方
  • 初めてイヤホンを買う
  • あっさりした音質
  • 5,000円以上でおすすめのイヤホン
  • イヤホンを着けたまま寝る
おすすめできない方
  • 女性ボーカルを響かせたい
  • 繊細で高解像度の音を聴きたい
  • 煌びやかな音を求めてる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です