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キーボード選びって難しい。HHKB・リアルフォース、ゲーミングキーボードならロジクールのk913tkl・RazaerのHuntsmanV3Proなどなど‥
皆さんのキーボードの選ぶ基準はなんですか?私の選ぶ基準はデザインと打鍵感で選んでる。
私がオススメするメーカーはNuPhy(ニューフィー)。
Nuphyのキーボードはお気に入りでAir60、Hallo65使ってきた。おしゃれなデザインと打鍵感の良さで衝撃を受けたNyphyのキーボードだが、そんなAirシリーズがバージョンアップするなら買うしかないとAir75V2を注文して先日届きました。
と言うことでNuphy Air75V2をレビューしていきます!
Nuphy Air75 V2レビュー
NuPhy Air75V2はロープロファイルメカニカルキーボードの75%モデル。Air60は見た目はグレーの1種類のみだったが、V2はブラック・ホワイト・グレーの3種類。外見上の違いは僅かだけど中身が大きく変わったAirシリーズのV2。
V1もライトグレーの筐体にホワイトのキー、イエローのスペースバー、オレンジのエンターキー、グリーンのESCキーが映えるデザインだった。
私が購入したのはブラック。木のテーブルとグレーのデスクマットに映える。
その他色々変更があるので説明していこう。今回変わった点は
- 新軸追加
- キーキャップの変更
- 打鍵感をアップさせる仕組み
- リマッピングのし易さ
- チルトスタンド(Air60比較)
- 反応速度の向上
こんなにも沢山の機能が盛り込まれてるので細かく説明していこう。
付属品
まずは付属品はこちら
- USBケーブルType-A to C
- 2.4G無線アダプター
- キー&軸外し
- マニュアル2冊
- おまけキー軸
- Windows用キーキャップ
マニュアルは日本語にも対応。内容も親切でわかりやすく書いてある。
おまけキーの猫が可愛い。
Air75V2の見た目
見た目の違いは少なく、V1と並べても違いはわからない。air60と比べると背面のチルトスタンドくらいだろうか。
ロープロファイルキーボードなのでリストレスト無しでも打ち心地は良い。ただNuphyはキーボードに合わせたリストレストも出ている。これまた統一感のあるデザインで素敵。
NuphyAir75V2は75%キーボード。右側のテンキーまで付いているのが100%。NuphyAir60は60%キーボードでテンキーだけじゃなく上下左右とファンクションキーも無い。Hello65は右側に数個のキーが増えている。
何%キーボードを選んでいいかわからない人は?
キーボードの選ぶ基準は様々だが、私のキーボードを選ぶ基準をNuPhyのキーボードから選んでいこう。
- 10キー使いたい=Hello96かAir96
- テンキーいらないけどファンクションキーは欲しい=Air75V2かHalo75
- ファンクションキーも10キーも使った事ない=Air60かHello65
私がファンクションキーは(ほぼ)使わない。それと60%や65%のキーボードを選ぶ理由は「使わないキーは無い方がいい」と「100%キーボードはデカすぎて邪魔」だから。テンキーとか上下左右のキーって使う?ゲームとネットとブログなら10キーとか無くても問題ないかなね。
今回ファンクションキー付きのAir75V2を購入したのは、私が購入した時点の新筐体はAir75V2しか無かったのだ。
新軸採用
今回のV2から新しいキー軸が追加になった。Aloe(アロエ)・Cowberry(コケモモ)・Wisteria(ウィステリア)・Moss(モス)と、今までの青軸・赤軸・茶軸の計7種類から選択可能。ちなみに全ての軸がルブ済(潤滑オイル塗布済み)なので、滑らかさも最強になっている。
メーカーHPを見ると細かいスペック表があるけど、重要なのは
- スイッチの種類
- 押した時の重さ
- アクションストローク
- キーストローク
スペック上は沢山載っているけど、スイッチの重さと種類で選んで大丈夫。ちなみに「アクションストローク」はキーが押される深さでゲーミングキーボードのアクチュエーションポイント。キーストロークは1番下までキーを押した時の深さになる。ロープロファイルのキーボードはどっちも浅いから違いは感じにくいので深さはあんまり関係ないかな。
軸名 | 重さ | スイッチの種類 | アクションストローク | キーストローク |
Aloe/アロエ | 37±15gf | リニア | 1.7±0.4mm | 3.2+0.2mm |
Cowberry/コケモモ | 45±15gf | リニア | 1.2±0.3mm | 3.0+0.2mm |
Wisteria/ウィステリア | 55±15gf | タクタイル | 1.7±0.4mm | 3.2+0.2mm |
Moss/モス | 60±15gf | タクタイル | 1.7±0.4mm | 3.0+0.2mm |
赤軸 | 50±15gf | リニア | 1.7±0.4mm | 3.2+0.2mm |
茶軸 | 55±15gf | タクタイル | 1.7±0.4mm | 3.2+0.2mm |
青軸 | 65±15gf | クリッキー | 1.7±0.4mm | 3.2+0.2mm |
表にあるリニア・タクタイル・クリッキーの違いを大きく分けると
- リニア:クリック感は皆無。キーを押し切った時の打鍵感。外で使うならリニア。
- タクタイル:若干のクリック感。クリックの感覚はあるが音は小さい。大きな音はしない。
- クリッキー:クリック感は大きい。カチャカチャ鳴る。周りに人がいないならOK。
Air75V2は余計な音を抑える仕組みがあるので、心地良い打鍵感と打鍵音が楽しめる。
重すぎても疲れるし、軽すぎても打ち心地が‥など迷うと思うけど、周りに人がいる環境で使うならリニアかタクタイル。1人の環境でカチカチの打鍵感を楽しみたいならクリッキーもあり。
私のAir60は青軸のクリッキーだけど、打ち心地は非常に良くて、他社のゲーミングキーボードほど大きい音はひびかない。
Cowberry/コケモモ軸はカチカチ言うクリック感は無いけど、キーを押し切った時の低く響く音は今までにないキーの感触だった。
キーの音が気になる方はNuphyのYouTubeチャンネルで聴ける。
キーキャップの向上
安いキーキャップはキーの上面にプリントされているだけなので、毎日タイピングすると消えることもあった。ダブルショットキーキャップは文字と周りのキーが別々の樹脂で形成されているのでどんなにハードにタイピングしても消えることはなくなった。
タイピングじゃなくてもゲームをする人にも恩恵がある。「ASWD」キーがPCゲーマーは酷使するのでダブルショットキーキャップは必須なのだ。
打鍵感向上
V1でも十分打ちやすかったけどV2はさらに向上したことが分かる。キーボードの内部構造は上から
- キーボード上部カバー
- やわらかいシリコン
- 固めのシリコン
- プラスチック
- キーボード基盤
- キーボード下部カバー
薄いキーボードの中をみっしり詰めて打鍵の軽さを無くし、押し切った時の「カチッ」とした止まり具合を最適化してハイプロファイル並みの打ち心地を実現している。これがめちゃくちゃ打ちやすい!
リマッピング
今まで Windowsしか対応していなかったリマッピングがMACも対応になった。V1はWindows用のリマッピングソフトしかなかったけど、今回からはVIA(web上のリマッピングアプリ)に対応してキーマップの変更が可能に。専用ソフトを使うわけではなくブラウザから設定を行う。やり方は簡単。
単独のキーだけじゃなく、複数キーのマクロを組んだりもできる。リマップしない人でもライティングの制御も出来るので一度試してみるのもあり。
チルトスタンド
私は手が小さく上段のキーが打ちにくいのでスタンドが必須だった。Airシリーズを持ち歩く時はマグネット式のスタンドが邪魔だった。そこがV2はチルトスタンドを採用で角度をつけやすくなったのも良い。
ゲーミングに最適な反応速度
実はV2に切り替わった最大のメリットはゲーミングに向いている事だろう。前作に比べてBluetooth・ワイヤレス・有線ともに反応速度が高速に!
ただ私はコンマ1秒を争うゲームはしないので体感では全くわからない。
- Bluetooth:3.1倍
- 2.4Gワイヤレス:5.1倍
- 有線:6.2倍
悪くなったところはないのか?
AirシリーズV1と比べても特に悪くなった点はない。使いやすさ・打ち心地・デザインどれを取っても満足がいく。強いて言えば価格が高くなったことだろうか‥
最高のデザインと打鍵感を兼ねたキーボードNuphy Air75 V2レビューのまとめ
今回はNuphyのロープロファイル75%キーボードAiy75V2をレビューしました。メカニカルキーボードも沢山種類があり選ぶのも大変。打ち心地?デザイン?ゲーム用?持ち歩き?それらの良さを全て集結させたキーボードがNuphyAir75V2だった。
メカニカルキーボード選びの参考にしてもらえればありがたいです。
ではまた!