今回レビューするガジェットは超小型USB DACです。イヤホンジャックの無いスマホにイヤホンジャックを付けるアダプタですね。
勿論1000円くらいの安い物も有るのですが音質に拘った製品も色々出ています。
ネットで「USB DAC おすすめ」で検索しても全てのUSB DACを羅列しているサイトばかりで選びにくいんですよね。
私はワイヤレスイヤホンは落とすがが不安で付けない事が多いので有線で聴く事が多いです。そこで今回は超小型のUSB-Cタイプの有線のみに絞って記載していきます。
USB DACとは?
USBに繋げるデジタルとアナログ変換する機械です。
スマホの中にももちろんUSB DACは入っていてその DACがイヤホン端子から音を出しています。ただスマホの中にある DACは高音質を謳っているものはないですよね。
かつスマホ内には様々なチップが搭載されているのでそれらのチップのノイズが音に悪影響になります。
そこで音を変換する DACをUSBで外付けする事によってノイズの干渉を無くして高音質にしオーディオ用のチップを搭載する事によりポータブルプレーヤーと変わらない音質で楽しめる物になります。
また変換するチップによって音質も変わるので様々なUSB DACが出ています。
・イヤホンジャックの無いスマホで音楽を聴きたい
・スマホに付属のイヤホンジャック変換アダプタでは満足出来ない
・オーディオプレーヤーを別に持ちたく無い
今回紹介するのは超小型のスマホに使えるUSB DACです。
こちらの記事ではBluetooth対応の物を紹介していますがUSBで使える物もあるので参考までにどうぞ!
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Ibasso DC03
メーカー | Ibasso |
型番 | DC03 |
チップ | CS431331x2 |
サイズ | 10.5m |
重量 | 11g |
PCM | 384Khz 32Bit |
DSD | 11.2Mhz |
バランス接続 | × |
ディスプレイ | × |
搭載端子 | Type-C |
対応OS | Android |
IOS |
Ibasso DC03の特徴
・DC03の出力値は前機種のDC02に比べて約3倍の80mW
・金属を筐体素材にしていて高級感がある
・USB Audio Class 2.0対応でPCMやDSDで高音質で出力
Ibasso DC03の仕様
DACチップ: CS43131 x2
THD+N: <0.00028% (32Ω負荷時, 1.2Vrms)
出力電圧: 2Vrms (300Ω負荷時) / 1.61Vrms (32Ω負荷時)
出力レベル: 80mW@32Ω
S/N比: 127dB
周波数特性: 20Hz~40kHz +/-0.5dB
ノイズフロア: <0.9µV
出力インピーダンス: 0.12Ω
USB-A端子用の変換アダプタも付属しています。
刺すだけで認識して音楽は聴けるのですが音が大きくなりやすい様で専用ソフトが用意されています。
今回はこちらのDACを購入しました!
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Audiolab P-DAC
メーカー | Audiolab |
型番 | P-DAC |
チップ | ES9018 |
サイズ | 57x17x8mm |
重量 | 17g |
PCM | 24bit/192kHz |
DSD | |
バランス接続 | × |
ディスプレイ | × |
搭載端子 | Type-C |
対応OS | Android |
ESSのES9018を採用し24bit/192kHzまで対応
ネットショップで検索すると出てくるのですが情報が少ないですね。
ESSのチップを搭載している割りに価格は安いです。
Lotoo PAWs1
メーカー | Lotoo |
型番 | PAWs1 |
チップ | |
サイズ | 66x22x13 |
重量 | 27.1g |
PCM | 32Bit/385Khz |
DSD | 128 |
バランス接続 | 4.4 |
ディスプレイ | ○ |
搭載端子 | Type-C |
対応OS | Windows10 Android |
Mac OS IOS | |
PS4 Switch |
Lotto PAWs1の特徴
・3.5mmのアンバランス端子だけではなく4.4mバランス端子も搭載
・USB Audio Classが 1.0と2.0対応でスマホやPCだけではなくNintendo SwitchやPS4も対応
Lotto PAWs1の仕様
最大出力3.5mm:70mW/ch @32Ω, 4.4mm:120mW/ch @32Ω
周波数特性 3.5mm: 20-20kHz:+0/-0.017dB, 4.4mm: 20-20kHz:+0/-0.016dB
ノイズフロア: 3.5mm:-118dBu, 4.4mm:-114dBu
THD+N: Low Gain:-106dB(0.0005%), High Gain:-108dB(0.0004%)
マニア向けのオーディオプレーヤーを製造しているLottoと言うメーカーです。今回紹介する製品の中では一番高価ですが出力も高く性能も良い様です。
ケーブルは取り外し可能でライトニングケーブル付きも販売しています。
LottoのPAW6000が180,000円でPAW-GOLD-Touchは40万円越えと高価なのでそれと同様の音質なら安いかもしれないです。
内蔵している DACチップの記載が無く「高性能チップ」としか記載がないですね。
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Zerda ITM03 USB-TypeCモデル
メーカー | ikoo |
型番 | Zerda ITM03 |
チップ | CS43198 |
サイズ | |
重量 | 12g |
PCM | 32Bit/384Khz |
DSD | 256 |
バランス接続 | × |
ディスプレイ | × |
搭載端子 | Type-C |
対応OS | Windows |
IOS | |
Android |
Zerda ITM03 USB-TypeCモデルの特徴
・MonsterCable社完全監修のオリジナルケーブル
・3.5mm端子内に光デジタル端子も内蔵している
・筐体はアルミニウム合金サンドブラスト酸化シェルを採用
・LightningモデルはApple MFI認証済み
Zerda ITM03 USB-TypeCモデルの仕様
THD+N<0.0015%
周波数特性20Hz-40kHz
推奨インピーダンス16~600Ω(ヘッドフォン出力)
光ファイバー出力:32ビット/192kHz、DSD:128
THD+N:<0.0015%、FR:20Hz-40kHz、インピーダンス適応:16Ω-600Ω
光デジタル出力が付いているのでAV機器に繋げて据え置きで楽しむこともできます。
USB-Cモデルとライトニングモデルを分けるのであればケーブルを抜ける様にしてどちらでも使える様にして欲しいですね。
超小型USB DACのまとめ
以上になります。もちろんUSB DACが無くても音楽は楽しめますがUSB DACをつける事によりより一層音楽を聴くことが楽しくなります。
私は基本的にオーディオプレーヤーを持ち出す事が多いのですが邪魔になるし重さもあるので手軽に出掛けたい時には本当におすすめのアイテムになると思います。
ではまた!
今回紹介したUSB DAC