私は高音質のDAPを買い替えながら音の違いを楽しんでいますがSONYのNW-WM1Aは売らずに使い続けています。
音質面で良いのはもちろんですが操作感やUIの使いやすさなど他のDAPとは違う良さがあるからです。
色々販売されている中でなぜNWーWM1がお勧めなのかどんな方にオススメなのかを話していきます。
SONY NW-WM1A
特徴
- フルデジタルアンプ S-Master HX
- 接続安定性の高いΦ4.4mm
- 高音質を追求したこだわりの厳選パーツ
- 音楽再生に特化した新操作画面とハードウェアボタンでスムーズに操作
- リスニング寄りの聴きやすい音質
- バランス接続による分離感
- UIの使いやすさ
- ネットワークオーディオ未対応
- 接続端子がWMPort
Sony NW-WM1A レビュー
- 内蔵メモリ:128GB
- MicroSDスロット:有
- 液晶サイズ:4インチ
- 液晶解像度:854×480
- 幅x高さx奥行 72.9×124.2×19.9mm
- 重量 267g
- アンバランス:3.5mm
- バランス:4.4mm
- WM-Port
Sony NW-WM1Aの外観
アルミ切削筐体の内部に部品類が収まっていますが、その筐体の高級感は素晴らしいです。
上部と下部の端子
上部に2つイヤホンジャックがあり写真の右側が4.4mmバランス接続端子で左側が3.5mmアンバランス端子です。
内部の端子は日本デックスのPentaconnプラグを採用しています。ジャック周りのゴールドも高級感があります。
下部にはMicro SDスロット WM port ストラップホールが空いてます。
本体左右のボタンも使いやすい
よく使うボタンは右手で持った時に親指で操作できる様になっている。左側にはホールドスイッチのみ
Sony NW-WM1Aのスペック
容量 | 128GB |
外寸 | 72.9mm x 124.2mm x 19.9mm |
重さ | 267g |
接続端子1 | 3.5mmアンバランスジャック |
接続端子2 | 4.4mmバランスジャック |
接続端子3 | WMport |
対応フォーマット1 | MP3 WMA ATRAC ATRAC Advanced Lossless |
対応フォーマット2 | リニアPCM AAC HE-AAC FLAC Apple Lossless |
対応フォーマット3 | AIFF DSD APE MQA |
ディスプレイ | 4型タッチパネル 854×480 |
Bluetooth | Ver4.2 |
送信コーデック | SBC LDAC APTX APTXHD |
受信コーデック | SBC AAC LDAC |
再生時間1 | MP3 128kbps再生時33時間 |
再生時間2 | FLAC24bit192bit再生時26時間 |
再生時間3 | DSD11.2896Mhz再生時11時間 |
アンプ | SMasterHX |
Sony NW-WM1Aの操作について
UIは音楽専用だけあって使いやすくサクサク動く様になっています。NW-WM1Aのお勧めの点はアーティストの並び順です。「The」が付くアーティストはTheを抜いて配置してくれます。
例えば「The Beatles」は殆どのDAPはTの列に並びますが、ウォークマンはB列に並びます。アーティスト全ての曲を選んだ際はアルバムの発売順に並び続いて曲順に並びます。
Sony NW-WM1Aの音質
NW-WM1Aはカリカリの解像度では無いですが、適度な解像感があり長時間聴いてても聴きやすい音質。
SmasterHXと言うアンプによって劣化した音源でも綺麗に聴かせる機能もついています。
フラットな音質では無いと思いますが低音や高音を誇張する事が無いです。
どんなイヤホンヘッドフォンと相性も良くどんなヘッドフォンもそつなくこなせる優等生ですが特徴が無い分聴いてて飽きる事も事実です。
私はそれをIbasso DX220やHUGO2で補っています。
▽バランス接続
上部の左側にあるイヤホンジャックは4.4mmのバランス接続端子になります。
バランス接続は左右の音が独立して接続されるので音の分離感が良くなります。
▽NW-WM1AをB&W P7と3.5mmアンバランス接続
他のヘッドフォンには無い独特なデザインが特徴ですが、大人も外で使いやすいですが、このデザインのシリーズはディスコンになり残念です。
ボリュームは50前後で丁度良いと感じです。
私はMr.Childrenをよく聴くのですが桜井さんの声が近くに感じるので夏場以外と屋内でよく使用するヘッドフォンになります。
女性ボーカルは男性ボーカルに比べて若干控えめな印象になりますが音質が悪くなるという事では無く1歩ひた所で歌っている様に聞こえます。
中音域から低音域は近くて濃く聞こえますが、高音は若干引っ込み気味になります。
高音は苦手ですがキンキンする事は無いのでながら聴きに最適です。
▽NW-WM1AをMDR-M1STとバランス接続
こちらはSONY純正のバランスケーブルで接続しました
音量はB&W P7と同音量で若干大きめに聴こえますが高音域から低音域まで満遍なく出ています。
モニターヘッドフォンなので全ての音が近く感じますが、NW-WM1Aはリスニング機なのでモニターらしい鋭さの様な音はかき消されます。
ギターの響きやハイハットのはB&W P7に比べ聴こえる様になりますが、低音域の密度はN&W P7の方が太く響かせる様に聞こえます。さらに低い低音はMDR-M1STの方が聴こえるのですが薄っぺらい感じです。
全体的な音質としてウォークマンの特徴は少なくヘッドフォンの特性がそのまま出る様な気がしますね。
Sony NW-WM1Aの欠点
古いDAPなのでしょうがないですが
- 接続端子がWMPort
- AmazonmusicやApple musicなどのストリーミングアプリ非対応
今後NW-WM1Aの後継機種が発売になればAndroid搭載は必須でしょう。
NW-WM1Aレビュー 音質 操作感 バッテリー 悪い所が見つからない高級DAPのまとめ
SONY NW-WM1A
特徴
- フルデジタルアンプ S-Master HX
- 接続安定性の高いΦ4.4mm
- 高音質を追求したこだわりの厳選パーツ
- 音楽再生に特化した新操作画面とハードウェアボタンでスムーズに操作
- リスニング寄りの聴きやすい音質
- バランス接続による分離感
- UIの使いやすさ
- ネットワークオーディオ未対応
冒頭にも書きましたが高音質DAPの1台目にお勧めできる最良の機種です。
製品の創りも良く所有欲を満たしてくれるガジェットです。
発売して4年経ちますがSONYが価格を下げないおかげて市場価値も落ちにくいです。
スマホで満足出来ない方や低価格のDAPを使っている方は検討する価値ありですよ!
ではまた!
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