今回ご紹介するのはSONYのヘッドホンMDR-1AM2です。
普段使いでMDR-M1STを使用しているのですがデザインがそっくりなんですよね。そこで音質の違いを体験したくて購入しました。
そのヘッドフォンとデザインもほぼ一緒のリスニング様ヘッドフォンがMDR-1AM2になります。
じゃあ似てるけどうとはどうなんだ?との思いから購入しました。
MDR-1AM2とMDR-M1STのスペック比較
MDR-1AM2 | MDR-M1ST | |
型式 | 密閉ダイナミック型(耳覆い型) | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー ユニット |
40mm ドーム型 (CCAW ボイスコイル) |
40mm ドーム型(CCAWボイスコイル) |
感度 | 98dB/mW | 103dB/mW |
マグネット | ネオジウム | |
再生周波数帯域 | 3 Hz – 100,000 Hz (JEITA) | 5~80,000Hz(JEITA) |
インピーダンス | 16Ω (1kHzにて) | 24Ω (1kHzにて) |
最大入力 *2 | 1500mW(IEC) | 1500mW |
コード長 | 約1.2m | 約2.5m |
質量 | 約187g | 約215g |
MDR-1AM2の付属品
▽3.5mmマイク付きケーブルと4.4mmバランス接続ケーブル
左側の3.5mmのケーブルはマイク付きなので携帯に繋げれば会話もできます。3.5mmのケーブルはバランスに見えますがアンバランスケーブルです。
右側のケーブルは4.4mmのバランスケーブルです。SONYのNW-WM1Aなど4.4mmバランス接続対応のプレーヤーで使用できます。
袋の中に仕切りがありケーブルを別に収納出来るようになっています。これはありがたい。
MDR-M1STのレビューはこちら
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NW-WM1Aのレビューはこちら
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MDR-1AM2の外観
見た目はMDR-M1STに似ていますがケーブルの差し込み口の場所が違います。
▽リケーブル部はネジの切込みが無いが奥が深い。
ヘッドフォン側の3.5nmジャックは少し奥まっているので、リケーブルの際は注意が必要です。
▽パットはMDR-M1STに比べると厚めで耳に当たりにくい。低反発枕の様です。
▽パットの取り外しも簡単なのでパッドがヘタってきても交換できます。
▽パッドを外した所。イヤーパッドを引っ張ると簡単に外れます。
フィボナッチパターンが特徴ですね。これによって音質が変わる?のかはわかりませんが良いデザインです。
MDR-1AM2の音質
側圧は強くは無いので長時間つけていても痛くはならないです。イヤーパッドも厚いのでMDR-M1STに比べても耳が痛くなる事はないです。
MDR-M1STに比べて高音のシャリつきは少ないが低音は強め。
解像感は少ないので聞いてては心地よい。音の近さは無いが若干立体感は感じます。
MDR-1AM2と他のヘッドホンと比較
ゲーム
MDR-1AM2VS MDR-M1ST
MDR-M1STは全ての音が近いので、爆発音や剣戟の音が多いとかなり耳障りになりますが、MDR-1AM2はマイルドになり少しの奥行き感が出るのでMDR-1AM2の方がゲームに合うと思います。
MDR-1AM2VS HD598
開放型のHD598は開放なだけに広がりがあり聴きすさはHD598が上になります。
HD598は全体的に広がりがありますが、MDR-1AM2は広がりというより近さになります。近いが故に1音1音がしっかり感じられます。
低音はMDR-1AM2の方が量が出ています。ただ締まった低音ではないので心地よいがボワボワします。
MDR-1AM2のまとめ
5千円から1万円のヘッドホンに比べて格段に音質UP出来て良いヘッドホンだと思います。
ベッドパッドやケーブルなど消耗品を含めて手に入れやすいので、長く使ううえでも良いです。
・MDR-M1STに比べて解像度は少ない為聴き疲れはしない。
・耳にも当たりにくいので長時間着けても痛くならない。
・低音は多め
・リケーブルができるので断線も安心。