- ボーカルを近くに感じたい
- リスニング用にゆっくり聴きたい
- 価格以上のイヤホンが欲しい
- 2台目に違った味のイヤホンが欲しい
この世の中にオールマイティなイヤホンは存在しないですよね。
低音が強めのイヤホンやボーカルが綺麗なイヤホンそれぞれの特色があり一個あれば足りることはありません。
そんな中変わったイヤホンが欲しいなと感じて今までに手を出してこなかったメーカーのイヤホンを購入しました。
【レビュー】BQEYZ Spring1.Spring2.Summerを比較!
BQEYZ Summer
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/1A207D44-B842-4ED2-AECE-8A6E80453588-1024x683.jpeg)
特徴
- 高音域が非常に近い
- 中音域も近い
- 低音域は引っ込みがち
- 全体的に密度が濃い
- 超リスニングより
- ボーカルの近さ
- 中高域の弦楽器の響き
- 音場が狭い
- 低域が埋もれる
こちらにSpring1のレビューを記載しました!
BQEYZ Spring1レビュー バンドサウンドに最適なハイブリットイヤホン
BQEYZ Summer レビュー
- 高域:5層ピエゾドライバー
- 中域:BAドライバー
- 低域:13mmダイナミックドライバー
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/3184F144-8247-4AFF-9C23-2190737374E2-1024x684.jpeg)
- イヤーピースS.M.L2種類
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/21EE0FEB-8F57-4430-A548-99D64DC4BDAC-1024x682.jpeg)
- 7.8mm 2Pin
- 3.5mmイヤホン端子
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/FF1CFDBF-501C-4DAA-BE13-BD587D4717A6-1024x683.jpeg)
ピエゾ素子と言う電気を流すと振動するセラミック振動板です。
平面駆動なので歪みがなく音をダイレクトに伝えてくれます。
BQEYZのイヤホンはそれぞれピエゾ素子の振動板の枚数を変更し音質を変えています。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/E1ECBF12-9D96-4E17-A79E-DE0D0C4D92B3-1024x819.jpeg)
外観レビュー
付属ケース
ケースは小ぶりでイヤホンとケーブルがぎりぎり収まるサイズです。蓋内にポケットがありイヤピくらいなら入ります。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/3184F144-8247-4AFF-9C23-2190737374E2-1024x684.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/430079D4-FD8C-4718-88C1-921E0695106A.jpeg)
イヤホン本体
イヤホン本体も4.2グラムと非常に軽く耳に合う形状で装着感も良い。
樹脂製で高級感は無いがデザインがしっかりしている事とドライバーが透けて見えて安っぽさはないです。
ドライバーが透けて見えてぎっしり詰まっています。
ダイナミックドライバーとピエゾドライバーが同軸上に設置されていてドライバ中にノズルがありません。
2Pinの差し込みで迷いそうですがケーブルの「R」を外側視して「Summer」が右側になります。
同様にケーブルの「L」側を外側にして「BQEYZ」が左側にはめると間違いはないです。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/6DDFCB0A-945E-4F36-AD67-DF4DE1D8CC9F.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/3A42F01D-C3B1-43B0-98B5-EA62CD7EE88C.jpeg)
イヤホンノズル部
イヤーピースノズル部は金属で作られていてフィルターも付いているので埃が入らない設計です。
ノズル部は5.2mmノズルの突起部は5.8mmなのでfinalのE typeも使えて汎用性も高いノズルです。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/FBDD2506-7C36-4FD8-AD13-596AC526AC69-1024x683.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/2BE6D0D8-B343-4B15-8927-4ABB9A39F41B-1024x683.jpeg)
付属イヤーピース
イヤーピースは2種類3サイズ付属しています。中華イヤホン=安くて音質の悪いイヤーピースが多いですが、ステム部が少し硬めで周りのゴム部は柔らかくなっていて音質を考えたイヤーピースの様です。
色違いのイヤーピースかな?と思いましたがノズル部の硬さが違いました。まだ聴き込みが足りないのかイヤーピースによる音質の違いは解りませんでした。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/9D87FA00-9A8E-41A9-B7BB-7F2F3694C995-1024x683.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/D3F29F64-7F26-4514-8E93-AFF9D599D2A7-1024x683.jpeg)
付属ケーブル
18芯単結晶銅のシルバーコートケーブルが付属
太めですが取り回しやしやすく邪魔になる事はないです。
細部まで作り込まれた設計でプラグ部とケーブル分岐部はブルーのイヤホンに合うシルバーを使用し、スリーブもシルバーで細かい所まで配慮して作ってあります。
BQEYZ Spring1 Spring2とも違うケーブルなので専用設計のケーブルの様です。
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/FF1CFDBF-501C-4DAA-BE13-BD587D4717A6-1024x683.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/4DBCDE3D-18FC-4985-BFB1-32C3E434EE42-1024x682.jpeg)
音質レビュー
使用時の環境
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/E36A63DC-9228-4B01-8F1A-012C4BE15D5D-1024x683.jpeg)
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/A50CA0EF-52B8-4D4D-8A02-AFD8BF30645B-1024x683.jpeg)
普段使いの機器は
- Sony NW-WM1A
- Lotoo Paw S1
この2種類です
聴き込むときはNW-WM1Aを使用し、作業をしながら聴く場合はスマホやIpadにLotoo Paw S1を着けて聴いています。
IbassoDX300は入院中の為今回は出番なしです。
ボーカルを聴き込むには最高のイヤホン
女性ボーカル
AmazonmusicHDやApple Musicでyosasobiを聴いていますが今まで使ったイヤホンでSummerが一番合うと感じました。
いくらさんの息遣いから響きまで近くでしっかり聞こえてきます。その他色々聴いていみましたが、女性ボーカルが最高に合いました。
男性ボーカルも良い
女性ボーカルほどではないが男性ボーカルも主張が強くて良いです。AlexandrosやThe Beatlesでも声が近くて良いです。
楽器の音が多くなると低音部が埋もれる傾向にあると感じました。特にベースの音はボーカルとギターに比べて遠く感じました。
ギターやピアノも迫力があり綺麗に聞こえる
普段はミスチルなどのJPOPやThe Beatlesなど古いロックを聴いていますがそういった4人編成でギターが2人いるようなバンド演奏は聴いていて気持ち良いです。
バランス接続でさらに良くなる
NW-WM1Aでバランス接続しました。解像感が増して音楽全体に立体的になりました。
モニターイヤホンだと解像しすぎて疲れますが、Summerならリスニング寄りなので解像感が上がっても聴きやすいです。
音の変化を楽しむ為に2Pinのバランスケーブルも良いですね。
なぜ低域が減るのか?
聴く音楽によって違うのですが楽器の多いバンドを聴いていると、ベースの音が埋もれて聞こえてきます。ただ全ての音楽で埋もれる訳でわないのです。
ウッドベースを聴いていて楽しいIndigo Jam Unitも問題ないでがMrChildrenやAlexandrosはベースが奥まって聴こえます。
楽曲によってしっかりベースが聴こえる物と聴こえないものが別れるんです。
色々考えたのですが要因はダイナミックドライバーとピエゾドライバーが同軸上に配置されているからと感じました。
この画像で見ると一番背面にダイナミックドライバーが配置してありその前にピエゾドライバーさらに前にBAドライバーが配置されています。
BAドライバーは小さいので影響はないでしょうが、ピエゾドライバーはダイナミックドライバーを塞ぐように配置されているので音楽によってはかき消されるのでは?とおもいました。
ピエゾドライバーをもう少し大きくしながら小さめのダイナミックドライバーを使えば解消できるかもしれないですね。
次に期待!
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/E1ECBF12-9D96-4E17-A79E-DE0D0C4D92B3-1024x819.jpeg)
まとめ
BQEYZ Summer
![](https://digitalgadgetmania.com/wp-content/uploads/2021/06/1A207D44-B842-4ED2-AECE-8A6E80453588-1024x683.jpeg)
特徴
- 高音域が非常に近い
- 中音域も近い
- 低音域は引っ込みがち
- 全体的に密度が濃い
- 超リスニングより
- ボーカルの近さ
- 中高域の弦楽器の響き
- 音場が狭い
- 低域が埋もれる曲がある
BQEYZ Summerはボーカル試聴に最適なリスニングイヤホンでした。
イヤホンでピエゾドライバーを使用した物は他には少なくBQEYZだからこそ楽しめるイヤホンだと思います。
BQEYZ Summerのおすすめの方
- ボーカル中心の音楽を聴きたい
- 2本目のイヤホンを探している
- 音の変化を楽しみたい
- Yoasobiが大好き