下記の記事は2020年版で2021年版を更新しました。
必要な機能は変わらないのですがPS5をプレイしていると必要な機能と必要ではない機能がわかってきたので新たに記事を作成しました。
どういったゲームをプレイするかで欲しい機能が変わってくるので参考にしてください。
こんにちは!まさゆきです。PS5も発売になりましたね。家電量販店で販売している私が家電目線でPS5に対応したテレビを紹介していきます。
PS5は本体も高スペックですがそのスペックを活かすにはやはり良いテレビが必要になります。現在沢山の4K対応テレビが発売されていますが、現在発売されているテレビではPS5のスペックを満たさないテレビが殆どだと言う事をご存知ですが?
もちろんPS5は4K対応テレビで4KのHDRの高画質映像でプレイできますがそれだけでは足りないんです。もし「PS5の為にテレビを買い替えたい!」って方はこちらの記事を読んで頂ければPS5の機能を最大限に活かしたプレイができる様になりますよ!
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/ps5hdmi/ target=][sitecard subtitle=関連記事 url=https://digitalgadgetmania.com/ps5m2ssd/ target=]
11月11日のSONYの発表で日本で販売されているテレビでHDMI2.1対応のTVはZ9Hのみと発表がありました。
海外で発売しているテレビは対応する様なのに日本で販売するテレビは対応しないので非常に残念です。
PS5がテレビ(モニター)に要求する機能は5つ
- 4K(細かさ)
- 120P(滑らかさ)
- HDR(明暗)
- ALLM(映像の遅延)HDMI2.1
- VRR(映像のズレ)HDMI2.1
もちろん既存のテレビでもPS5はプレイできますが、真の力を発揮させるためには高スペックの機能を要求されます。
PS5が正式に発表されHDMI2.1対応のテレビであれば性能を活かせるようです!
PS5が要求する機
になります。
4K(3840x 2160)
4Kとは縦の走査線が3840本・横の走査線が2160本で細かい映像が映し出せます。デジカメで例えると800万画素
ゲームの場合はソフトが4K画質で作られていれば高精細な映像でプレイが出来ます。
4Kではないテレビは2Kと言われていてデジカメで言う200万画素です。FHD(フルHD)とも言われます。
HDR
ハイダイナミックレンジの略です。
HDRのないテレビは明るさと暗さの幅が1000対1でした。ソニーや東芝のテレビは映像を綺麗にする為に、疑似的に1000対1以上の色域を出す機能も付いていました。それを数万対1まで広げたのがHDRです。
また色域も増えたので微妙な色合いが出せる様になりました。
120Hz(120P)
1秒間に120コマの映像が映し出せる。4KやHDRは対応テレビが多いですが、120FPS対応のテレビは2020年8月現在は少ないです。
皆さんが使っているテレビは1秒間に60コマの写真が並んでいる映像になります。これが映画だと24コマ、昔のアニメは20コマで製作されていました。
それが映画やアニメを見る際はちょうど良い残像感になり映像の臨場感になるのですが、ゲームだとそうはいきません。ゲームはくっきりはっきり見えながら残像感の無い滑らかな映像が求められます。
そのためには1秒間に60コマの映像をさらに細かくして滑らかに映す機能が必要になります。それが120FPS(120P)になります。
VRR
「バリアブルリフレッシュレート」の略でテレビとPS5を同期することでティアリングと言う現象を抑える機能です。
PCに詳しい方はAMD Free syncやNvdea G-syuncは知っている方は多いと思いますがそれと同等の機能です。
1秒間に60コマとか120コマではなくシーンによってコマ数も変わります。通常のテレビ視聴には関係ない機能でゲーム用の機能です。
ALLM
オートローレイテンシの略です。各社ゲームモードを搭載していますが、そのゲームモードをHDMI側で制御してくれます。
2020年10月現在ゲーム機はXbox One Xに搭載済みでテレビはパナソニックHZ2000・GZ2000・FZ1800・FZ1000が対応機種です。
ただどの位のレイテンシを制御するかは分からないです。
PC用のゲーミングモニターは120Hlz以上の144Hlzや240Hlzのモニターもあるので『4Kはいらない』『もっと小さいモニターが欲しい』と言う方にはPCモニターもありだと思います。ただこれらのモニターはPS5の120Pに対応するかはまだ分かりません。
PS5が購入できたらPCモニターを新調して120Hz対応モニターを購入してみます。
そんな中でも一部のテレビが対応(予定)の物を紹介します。
シャープ
SHARP DN1 DN2
特徴
- 低反射「N-Blackパネル」&倍速液晶
- 8KTVで培ったMedalist S2映像エンジン
- FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS2.1chスピーカー
- テレビの向きを変えられるスイーベル
- DN1はハンズフリー音声操作
- Android TV
- VAパネル
- 倍速機能
- スピーカー数3
- スピーカー出力35w
- チューナー数3
- 43型
- 50型
- 55型
- 60型
- 65型
- 70型
VAパネルを使用しているシャープは斜めから見た時の色合いが全社中一番悪いです。
リビング使用はお勧めしません。全体的に明るめですが白っぽい映像になります。
画質でシャープを推していませんがCOCORO HOMEと言う機能でシャープの家電を一括操作出来ます。テレビに選択時間を表示したりとシャープで家電を揃えるとメリットが大きいです。
SONY
SONY X95J
特徴
- 映像エンジンとオーディオエンジンが一体化した、ブラビアエンジンXR
- 斜めから見ても滑らかな映像
- googleTV
- Chromecast built-in
- Apple AirPlay
- 映像配信BRAVIACore対応
- VAパネル
- ローカルディミング
- 倍速機能
- スピーカー数5
- スピーカー出力50w
- チューナー数3
- 65型
- 75型
- 85型
SONY X90J
特徴
- 映像エンジンとオーディオエンジンが一体化した、ブラビアエンジンXR
- 音と映像が一体化
- 斜めから見ても滑らかな映像
- googleTV
- Chromecast built-in
- Apple AirPlay
- 映像配信BRAVIACore対応
- VAパネル
- ローカルディミング
- 倍速機能
- スピーカー数3
- スピーカー出力20w
- チューナー数3
- 50型
- 55型
- 65型
- 75型
X95Jの下位バージョンです。PS5対応液晶で数少ないローカルディミングモデルです。
欠点はスピーカーの数が2つでワット数も20wと他社に比べて控えめなスペックです。VAパネルなので明るさは良いですが横から見た時は色が変わりやすいです。
VAパネルは白っぽい映像になる欠点はありますが、明るく出て色潰れも少ないので画質を店頭で確認しましょう。
SONY X85J
特徴
- 映像エンジンは前モデル同様X1を使用
- googleTV対応
- Chromecast built-in
- Apple AirPlay
- VAパネル
- 倍速機能
- スピーカー数2
- スピーカー出力20w
- チューナー数3
- 43型
- 50型
- 55型
- 65型
- 75型
スペックは前モデルの8500Hと全く変わらずHDMI2.1が追加されたモデルです。PS5用に購入するなら良いですが、そこまでスペックがいらないなら前モデルで十分です。
パナソニック
Panasonic JX950
特徴
- 映像エンジンがAI技術でシーン判別
- スピーカーが上下にあるイネーブルドスピーカー
- 転倒防止スタンド
- テレビの向きを変えられるスイーベル
- IPSパネル
- ローカルディミング△
- 倍速機能
- スピーカー数 4
- スピーカー出力 60w
- チューナー数 3
- VRRは75型のみ対応
- 55型
- 65型
- 75型
濃い色がメリットですか暗い色のIPSパネルを完全改良したモデルで、LEDの数を増やして明くしたモデルです。
ローカルディミングが三角なのはLEDバックライトが上下に配置され、縦列でした制御出来ないためです。これで背面パネルであれば完璧でした。
それとリモコンにYouTubeボタンが無いのでネット動画中心に使いたい方には使いにくいリモコンです。
パナソニックは上位機種を有機ELで中位機種から下を液晶に分けています。
パナソニック全般の欠点は独自OSの為アプリの追加が期待できない所です。
Panasonic JX900
特徴
- 映像エンジンがAI技術でシーン判別
- 転倒防止スタンド
- IPSパネル
- ローカルディミング△
- 倍速機能
- スピーカー数2
- スピーカー出力30w
- チューナー数3
- 全モデルVRR非対応
- 49型
- 55型
- 65型
- 75型
JX950との違いは
- LEDの数が少ない
- イネーブルドスピーカーが無い
- スイーベルしない
の3点です。
IPSの良さを体感できる画像の綺麗なモデルですがソニーや東芝と比べると暗く感じます。
店頭ではダイナミックモードで一番明るい設定なので、視聴する場合は設定変更してどのくらい暗くなるのかを確認して見てください。
Panasonic JX850
特徴
- 映像エンジンがAI技術でシーン判別
- 転倒防止スタンド
- IPSパネル
43のみVAパネル - 倍速機能
- スピーカー数
- スピーカー出力
- チューナー数3
- 49型はALLMのみ対応
- 43型
- 49型
JX900の小型版で画質は同等です。足のデザインが違いますが耐震構造は同等のものを使用しています。
残念なのは43型はVAパネルを使用している点です。パナソニックなら43型でIPSにしてほしかった。
東芝
TOSHIBA Z670X
特徴
- 新開発 スリム直下型高輝度倍速パネル
- 高画質映像処理エンジンレグザエンジンZRⅠ
- レグザ重低音立体音響システムZP
- Google TV
- IPSパネル
- 倍速機能
- スピーカー9ch
- スピーカー出力
- チューナー数3
- 43型
- 50型
- 55型
- 65型
ZシリーズのAndroid TVがキタ!と思ったらローカルディミング未対応でした。直下型パネルを使用していますがローカルディミング無しだと意味がありません。
IPSパネルを使用して色の濃さと東芝の映像エンジンが相まって綺麗な色を出してくれます。
ただサイズによってVAとIPSを使い分けている様で43インチはVAパネルです。
東芝の映像エンジンはでネットに繋ぐとデータベースが更新されて映像が綺麗になっていきます。
スピーカーの数と出力ワット数は群を抜いて良いのでここは素晴らしいですね。
下記の記事は2020年版で2021年版を更新しました。
必要な機能は変わらないのですがPS5をプレイしていると必要な機能と必要ではない機能がわかってきたので新たに記事を作成しました。
どういったゲームをプレイするかで欲しい機能が変わってくるので参考にしてください。